國務(wù)院の李克強(qiáng)総理は24日に國務(wù)院常務(wù)會議を開催し、固定資産の減価償卻を加速させる政策の整備、企業(yè)の技術(shù)改良の促進(jìn)、中小企業(yè)の起業(yè)やイノベーションへの支援について検討するとともに、國內(nèi)の宅配便市場を一層解放し、國內(nèi)外の資本による公平で秩序ある競爭を推進(jìn)することを決定した。新華社が伝えた。

會議では、全方位的で主體的な開放を拡大し、國內(nèi)?海外資本の企業(yè)を同等に扱い、公平な競爭が行われるビジネス環(huán)境を創(chuàng)出することが、中國の長期的に堅(jiān)持する重要な政策の方向性であるとの見方が示された?，F(xiàn)在、中國の國際宅配便業(yè)務(wù)は基本的に外資に開放されており、主要都市における國內(nèi)宅配便業(yè)務(wù)も部分的かつ段階的に外資に開放されている。中國は世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）加盟時に行った承諾に基づき、國內(nèi)市場の開放を進(jìn)め、國內(nèi)外の宅配便企業(yè)を同じ土俵で競爭させており、このことは國內(nèi)企業(yè)に経営管理の改善とサービス水準(zhǔn)の向上を求める上でプラスになり、またたくさんの消費(fèi)者により多くの選択肢を提供することにつながっているという。

會議では、宅配便事業(yè)を推進(jìn)して現(xiàn)代型サービス産業(yè)発展の「ダークホース」にすれば、物流産業(yè)のレベルアップを促進(jìn)し、流通をより活性化して內(nèi)需を牽引し、雇用を増やすことができ、安定成長、構(gòu)造調(diào)整、國民生活への恩恵に向けて積極的に力を出せるようになるとの見方が出された。また會議では、國內(nèi)の宅配便市場を全面的に開放し、認(rèn)可の條件を満たした外資系宅配便企業(yè)に対し、定められた業(yè)務(wù)の範(fàn)囲と経営地域を踏まえて経営許可証を発行することが決定された。

▽外資系企業(yè)にとって朗報(bào)

宅配便事業(yè)の専門家?趙小敏さんは、「宅配便業(yè)務(wù)を外資に基本的に開放したとはいえ、実際には外資に対し『スイングドア政策』を?qū)g施し続けるのであり、外資は具體的なサービスをめぐりいろいろな制限を受けることになる。実際の市場には手紙や書類に関する明確な規(guī)定はないが、郵政法の規(guī)定に基づけば、外資系企業(yè)が國內(nèi)の郵便配達(dá)業(yè)務(wù)に従事することは認(rèn)められていない」と話す。

同じ業(yè)務(wù)でも、認(rèn)可にあたっては外資の方が參入へのハードルが高い。このことが支店の拡張において、外資のペースが國內(nèi)民間企業(yè)に追いつかない原因にもなっている。趙さんは、「今回の國務(wù)院常務(wù)會議で、國內(nèi)市場の開放を進(jìn)め、國內(nèi)外の宅配便企業(yè)を同じ土俵で戦わせることが強(qiáng)調(diào)されたことは、外資系企業(yè)にとっては朗報(bào)だ。これに合わせて來年に郵政法が改正され、國の安全が保障されることを前提として、外資に郵便配達(dá)市場が開放される可能性は否定できない」と話す。

▽國內(nèi)宅配便市場は曲がり角を迎える

趙さんは、「今回は國務(wù)院常務(wù)會議が宅配便企業(yè)に初めて觸れたケースであり、國もこれから相応の政策をうち出して産業(yè)の発展を促進(jìn)していくとみられる」と話す。

また趙さんによると、國有資本企業(yè)には政策面と資金面での強(qiáng)みがあり、外資系企業(yè)にはブランド、サービス、資金調(diào)達(dá)チェーンで目立った強(qiáng)みがあり、雙方を比較すると、民間宅配便企業(yè)のシステムの脆弱さが浮かび上がる。今後3～5年の間に、民間宅配便企業(yè)は國有資本企業(yè)と外資系企業(yè)に両側(cè)からプレッシャーをかけられる中で事業(yè)の仕切り直しを迫られるようになり、能力を備えた民間企業(yè)は新規(guī)株式公開（IPO）に踏み切り、資金力でサービスの不足を補(bǔ)うが、より多くの民間企業(yè)は再編を迫られることになる。個々の民間企業(yè)は深刻な挫折を経験するとみられるが、業(yè)界全體として考えれば、産業(yè)の集中度が高まり、將來のサービスの質(zhì)、ネットワークカバー率、サービス価格の各方面でより大きな強(qiáng)みをもつことになるという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月25日