慰安婦の事実について、國際社會(huì)はとっくに共通認(rèn)識(shí)を形成している。日本の強(qiáng)固な同盟國である米國ですら、この問題では日本を弁護(hù)しない。2007年に米下院は日本が第2次大戦時(shí)にアジアの國々の女性を強(qiáng)制連行して日本軍の慰安婦にしたことを強(qiáng)く非難する決議案を採択した。2013年に橋下徹大阪市長の慰安婦関連発言について、米國務(wù)省は公に批判するとともに、被害者に同情の意を表した。

　歴史を否定する國が尊敬を勝ち取ることはできない。同じく第2次大戦の侵略國、敗戦國であるドイツは第2次大戦の歴史に対して「誠実に向き合い、深く反省する」姿勢を取り、このために國際社會(huì)の理解、信頼、尊敬も勝ち取った。日本が歴史の確定判決を覆そうと再三再四試みても、名譽(yù)を回復(fù)するのではなく損なうだけだ。

　誠意を欠いては信頼は得られない。日本は口先では平和國家になると表明し、隣國とトップ會(huì)談を行い、友好関係を発展させることを求めているが、行動(dòng)では軍國主義の罪責(zé)を手を盡くして否定しており、近隣國さらには國際社會(huì)は落ち著くことも安心することもできない。

　國家の発展は時(shí)代の潮流に順応する必要がある。過ちを知ってこれを改め得ることほど、善きことはない。罪を隠蔽すれば、唾棄されるだけだ。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月23日