山中燁子特別大使

北京で開催中の第5回香山フォーラムに出席した日本の元外務(wù)大臣政務(wù)官で、現(xiàn)在は日本政府の平和構(gòu)築特別大使を擔(dān)當(dāng)している山中燁子氏は21日、中國と日本が構(gòu)築を目指している「海上連絡(luò)メカニズム」に觸れ、「とても意味が大きい」と述べた。

山中特別大使は「日本と中國がこれから仲良くやっていくためには、海上のことだけでなく、何か起きそうな時(shí)や起こった時(shí)に話し合えるような常設(shè)の有識(shí)者會(huì)議を設(shè)置し、そこで良い解決方法を考え、知恵を出し合うことが必要だ」との見方を示した。

今年の香山フォーラムは「トラック2」（政府間の會(huì)合が第一の走路で「トラック1」と呼ばれるのに対し、それと並行して進(jìn)む民間會(huì)合は「第二の走路」＝「トラック2」ともいう）から格上げし、半官半民の「トラック1.5」の會(huì)合になった。この點(diǎn)について、山中特別大使は「"トラック1.5"になり、政府と民間がコラボレーションすることになったので大変良い。今後も政府だけのものにならないように、常に"1.5"であり続けてほしい」と述べた。

香山フォーラムはアジア太平洋地域の安全保障について話し合うためのもので、中國軍事科學(xué)學(xué)會(huì)の主催により2006年から2年に1回開催されている。従來は學(xué)者らの民間人が主な參加者で、いわゆる「トラック2」の會(huì)合でしたが、今年から格上げして防衛(wèi)當(dāng)局者も加わり、半官半民のいわゆる「トラック1.5」になった。今回は史上最多の47ヵ國、約300人が出席している。