今年も年末が近づいてきた。國家言語資源検測研究センター、商務(wù)印書館、人民網(wǎng)の共同開催による「2014年中國流行語」選出活動がこのほどスタートした。この數(shù)年、年末になると、年度流行語の各種選出活動に、多くのネットユーザーが參加するようになり、選出結(jié)果も社會各界から広く注目を集めるようになった。その背景には、年度流行語が、年間の重大社會事件や社會情勢?民意を反映しているという狀況がある。
●主要選出者となったネットユーザー
中國は、6億を上回る巨大なネットユーザー群を擁している。スタートしたばかりの「2014年中國流行語」選出活動には、多くのネットユーザーが積極的に參加している。
中國人民大學(xué)文學(xué)院の李祿興?準(zhǔn)教授は、「一般的に言うと、流行語に選ばれる漢字や言葉は、いくつかのタイプに分けられる」と指摘、以下の通り列挙した。
1.「APEC藍(APECの青空)」など、國民の期待が込められた言葉
2.「夢」など、政治?生活における重要ワード。中國は今年、外交面で著しい功績が得られ、世界に対する影響力がますます高まった。「中國の夢」から「アジアの夢」、さらには「世界の夢」などの言葉は、執(zhí)政政黨に対する國民の信頼や愛國心を示している。
3.民生分野における重大事件を示す言葉。民生は國家の基本であり、庶民の生活と密接にかかわっており、大きな関心を集めるのはごく自然なことだ。住宅から旅行まで、コンビニエンスストアから貧富の格差まで、「漲(上がる、高くなる)」という字には複數(shù)の意味があるが、昨年は「住宅価格の上昇」を示し、今年は「株価の上昇」を意味した。
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