前から來た女の子のファッションがとても素?cái)长坤盲郡韦?、スマホで自分も同じような服をチェックしてみる。注文を済ませると、今度はクリーニング屋さんのサイトにアクセスして、衣服のドライクリーニングを頼む。オンラインで乗っていない中古車を転売する――。中國のネット通販大手「アリババ」（阿里巴巴）は3日、まもなく訪れる「ダブル12（12月12日）」の販売戦略を発表した。主戦場となる傘下の「淘寶網(wǎng)（モバイル版サイト）」では、約200のシチュエーションを想定、それぞれのシチューエーションに合った品物を消費(fèi)者に提案する。淘寶の張建鋒総裁は、「淘寶が、商品を買うだけのショッピング?プラットフォームにとどまらず、徐々に生活の様々なシーンに役立つプラットフォームとなっていくことを、我々は願っている」とコメントした。北京日報(bào)が伝えた。

アリババは、「ダブル12」に、「ダブル11（11月11日、獨(dú)身デー）」の激安セールとは趣の異なる戦略を展開し、ダブル11の熱が冷めやらぬうちに、もう一度「一儲け」しようと考えているようだ。ただし、「ダブル11」と「ブラックフライデー」で出費(fèi)がかさんだ消費(fèi)者の財(cái)布の紐を、再び緩めることができるかどうかは、疑わしい。

〇「淘寶ボーナス」の再現(xiàn)なるか？

アリババの最新財(cái)務(wù)報(bào)告によると、2014年第3四半期（7-9月）、淘寶網(wǎng)（C2C）の取引額は3798億3200萬元（約7兆4057億円）、前年同期比38.2％増。天貓（TianMao）(B2C)の取引額は、同77.8％増の1758億3400萬元（約3兆4283億円）。

市場規(guī)模や出店數(shù)から見ると、天貓よりはるかに大きい淘寶網(wǎng)だが、その成長スピードは、すでに數(shù)四半期連続で、天貓を下回る狀況が続いている。アリババはこれまで、オンラインショップを開設(shè)したい個人にプラットフォームを提供し、マージンを稼いできた。この「淘寶ボーナス」が今、消滅しつつある。アリババが、「ダブル12」で新たな「淘寶」を生み出そうとしている理由は、この辺にあるのだろう。