SNSの微博（ウェイボー）と微信（WeChat）、掲示板の百度貼吧（バイドゥティエバ）に1日、「網(wǎng)（ネット）警巡回法執(zhí)行」の統(tǒng)一ロゴをもつ「インターネット警察」用の公式アカウントが50個(gè)設(shè)けられた。公安部門は、これはネット上で公開して法の執(zhí)行を展開し、ネット上での監(jiān)視を全面的に高めるための措置の一つとしており、これにより中國のネット警察は表舞臺に登場することとなった。近年水面下で発展を続けるこの新種の警察?ネット警察とは如何なる存在なのか、ベールに包まれた部隊(duì)の正體が明らかになった。

平均29歳の高學(xué)歴「青年軍」

北京市公安局インターネット安全総隊(duì)「網(wǎng)警巡回法執(zhí)行」部隊(duì)は、市內(nèi)のとある小さな路地裏に位置する。この部隊(duì)を率いる警察官?高氏の話によると、首都北京の「網(wǎng)警巡回法執(zhí)行」部隊(duì)は50人ほどおり、平均年齢は29歳、多くが80年代から90年代生まれで、いずれも高學(xué)歴だという。

このインターネット安全総隊(duì)は2011年2月に設(shè)立され、1000人近くの警察官が所屬しており、平均年齢は32．6歳で、大學(xué)以上の學(xué)歴を有する人が96％を占めるという。若さと高學(xué)歴がこの部隊(duì)の大きな特徴だ。中國のインターネット発展?fàn)顩rに関する統(tǒng)計(jì)によると、2014年12月末時(shí)點(diǎn)で、北京市のネット利用者の數(shù)は1593萬人に上っており、北京は首都であると同時(shí)に「ネットの街」と化している。1000人程度のネット警察では首都のネット社會の治安を十分に守るための環(huán)境は整っいないといわざるを得ない。