中國は、こうした非伝統(tǒng)的安全保障問題での各國の協(xié)力強化を長年支持し続けてきた。海上では略奪、密輸、密航、麻薬や銃器の輸送?販売といった違法犯罪活動が時々発生するため、中國は數(shù)度シンポジウムを開き、ASEAN各國の海上法執(zhí)行機関との有効な協(xié)力體制の構(gòu)築、海上國際犯罪の合同取締りを推し進めてきた。中國は國連教育科學文化機関（ユネスコ）の委託を受けて、南沙（英語名?スプラトリー）諸島の永暑（英語名?ファイアリー?クロス）礁に有人の海洋気象観測所を建設(shè)した。この観測所は南中國海を航行する各國の船舶に信頼できる気象情報を提供し、減災(zāi)と海洋気象予報面で積極的な役割を果たしてきた。

　不幸なことに、現(xiàn)在特定の國は何かというと南中國海問題を大げさに宣伝し、南中國海の平和と安定を破壊している。中國の理にかなった提案に歩調(diào)を合わせないだけでなく、反対に中國の貢獻についてとやかく言い、ほしいままに顔に泥を塗っている。こうした身勝手な行為は他國の正常な協(xié)力を妨げ、集団的利益を損なう。こうした國は南中國海問題をしきりに宣伝するよりも、地域の平和のために真剣な取り組みをした方がいい。海洋運命共同體構(gòu)築の面で、各國には大きな協(xié)力の余地がある。

　中國は建設(shè)的な提案を示した。だがこれは中國一國の努力だけで実現(xiàn)できるものではない。関係各國は共通認識を形成し、溝を管理?コントロールし、同じ方向に向かうべきだ。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月16日