中國の口徑500メートル（世界最大）の球面電波望遠(yuǎn)鏡（FAST）は2日、初の反射鏡ユニットの取り付けを完了した。今後數(shù)ヶ月をかけて、最終的に4450枚の反射鏡ユニットが取り付けられ、サッカーコート約30個(gè)分の面積を形成し、100億光年離れた宇宙の電波を捕捉する。人民日報(bào)が伝えた。

2日に取り付けを開始した反射鏡ユニットは、FASTアクティブ反射鏡システムの重要な構(gòu)成部分であり、FASTの探査能力および精度を決める重要な部品だ。反射鏡ユニットは枠組み、パネル、調(diào)整裝置、連結(jié)機(jī)構(gòu)などによってつくられ、無線電波の反射、キャビンの受信に用いられる。反射鏡ユニットのパネルは三角形で、球面上の位置によって、寸法、傾斜角、支えの位置、圧力の大きさ、方向などはそれぞれ異なる。辺長10.2?12.4メートルの4450枚の反射鏡ユニットの種類は約400種で、さらに各反射鏡ユニットは形狀が異なる100枚の小さなユニットで出來ている。反射鏡ユニットの取付工事は、2016年4月に完了を予定。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月3日