だが中國(guó)政府はこれらの中國(guó)を侵略したことのある日本の戦爭(zhēng)捕虜たちを死刑にすることなく、教育による矯正措置を行い、彼らが自ら白狀し自らの犯行を反省することを促した?！缸畛酩衔摇─庖嗓い虺证盲皮い俊Ｖ袊?guó)人は我々を恨んでいいはずなのに、食べ物をくれ、入浴もさせてくれ、病気になったら病院にまで送ってくれる」。高橋によると、管理所の職員はとてもよくしてくれ、當(dāng)時(shí)は中國(guó)自身が窮乏の狀態(tài)にあったにもかかわらず、食事は量が多いだけでなく、肉や魚まで入っていた?！杆饯窠】丹胜韦悉ⅳ雾暏梭wがしっかり作られたからだと思う」

　高橋によると、管理所は彼らに多くの書物や資料を與えた。彼らは中國(guó)を真剣に理解し始めた?！?年後、我々の中國(guó)に対する見方は変わった。我々が戦爭(zhēng)に參加したのは天皇に忠誠(chéng)を盡くすためだけであって、人々のためではなかったことに気付いた。そして中國(guó)の人々に対して我々が犯した罪にも気付いた。

　1954年から1955年の間、管理所の戦爭(zhēng)捕虜たちは次々と自白と反省を始めた。1956年の判決までに、ほとんどの戦爭(zhēng)捕虜は不起訴となり、日本に送り返された。刑を宣告された45人の戦犯も刑期満了後、日本に送り返された。撫順戦犯管理所の拘留した1000人近くの日本人戦爭(zhēng)捕虜は一人も死刑とならなかった。

　日本に帰った後、戦犯に対する國(guó)際社會(huì)の処理と比較して、高橋は初めて、日本人戦犯に対する中國(guó)の寛容が例を見ないことだということを知った?！笐闋?zhēng)捕虜を教育?支援することなど、ほかの國(guó)では考えられない」?！该讎?guó)や英國(guó)などの戦勝國(guó)は戦犯を死刑にしただけだった。悪いことをしたのだから罰するというだけだ」と高橋は語る。「中國(guó)政府は最初から我々を死刑にする気はなかった。平和を愛する人に我々を教育し直そうとしただけだった」?！溉毡兢藥ⅳ盲瞥酩幛?、我々は中國(guó)の心遣いを理解した。今に至るまで感謝している」

▽日中友好の前提は侵略戦爭(zhēng)の認(rèn)定と反省

　高橋は日本に帰國(guó)後、同じような経歴を持つ戦爭(zhēng)捕虜とともに日中友好を積極的に促進(jìn)し続けた。彼らは日本人に対し、「我々はかつて中國(guó)を侵略し、これ以上ない犯罪を犯した。死刑になっても當(dāng)たり前だったが、中國(guó)人は我々を助けた。我々は中國(guó)人にとても感謝している。我々は二度と銃口を中國(guó)に向けてはならない」と訴え続けて來た。高橋は、「我々がこのように言うのは當(dāng)たり前だ。我々自身がそう思っているのだから」と語る。

　1957年、生活面での相互援助と日中友好の促進(jìn)をねらいとして、中國(guó)から日本に帰った戦爭(zhēng)捕虜らは「中國(guó)帰還者連絡(luò)會(huì)」（中帰連）を設(shè)立した。高橋はこの事務(wù)局長(zhǎng)を務(wù)めたこともある。高橋は數(shù)十年にわたって、日中友好交流事業(yè)に力を盡くし、日本各地の中帰連のメンバーを率いて中國(guó)に交流訪問に行き、すでに博物館に改造された撫順戦犯管理所を見學(xué)し、管理所で働いていた教員を見舞ってきた。