もう一つは、どれほど素晴らしい業(yè)績(jī)を挙げても、一旦信頼を失えば、たとえ世界的企業(yè)であろうと大打撃は避けられないということだ。もし技術(shù)力不足による手違いであれば、人々の許しを得られたかもしれないが、主観的捏造であれば消費(fèi)者の理解を得ることは難しい。ある企業(yè)の製品品質(zhì)が疑われた場(chǎng)合、挽回には數(shù)年どころか挽回のチャンスすら與えられないときもある。米エンロン社は不正発覚後倒産という運(yùn)命を辿っている。
また、不正の背景には技術(shù)力や企業(yè)ガバナンスに問(wèn)題があることもあり、かつて勢(shì)いのあった企業(yè)でも、日増しに競(jìng)爭(zhēng)が激化するグローバル市場(chǎng)では、果敢に前進(jìn)し、絶えずイノベーションしなければ、その競(jìng)爭(zhēng)力は維持できなくなる。不正によるその場(chǎng)しのぎの運(yùn)営によって一時(shí)的に利益を生み出したとしても、遅かれ早かれ真相は暴かれる。フォルクスワーゲンが不正をしなければ、業(yè)績(jī)は思わしくなくともブランドに傷がつくことはなかったし、東芝も不正をせず早い段階で再建を進(jìn)めていれば、7年間で勢(shì)いを取り戻すことができたかもしれない。殘念ながら歴史の仮説には意味がない。
今日ますます多くの中國(guó)企業(yè)が海外進(jìn)出を進(jìn)め國(guó)際市場(chǎng)競(jìng)爭(zhēng)に參加するようになってきており、「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード)の追い風(fēng)に乗ってその製品は世界各地へと広がり、「メイド?イン?チャイナ」の世界の模範(fàn)的企業(yè)の仲間入りをしようとしつつある?!钢袊?guó)の名刺」となることは當(dāng)然喜ばしいが、そうなればなるほど、驕らず焦らず、慎重に確実に進(jìn)める必要がある。海外に進(jìn)出するか否かに関わらず、上述の二社を鑑とし、製品の質(zhì)と企業(yè)の質(zhì)両方でふとした間違いで取り返しがつかなくなることを常々意識(shí)し、イノベーション精神と進(jìn)取の精神で、競(jìng)爭(zhēng)力を高めていかなければならない。(編集IM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年9月29日
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