「第一子は完璧主義」「第二子は社交的」「第三子は我が道を行くタイプ」という風(fēng)に、生まれた順番がその子供の性格に影響を及ぼすという意見の人がいる。だが、獨(dú)ライプチヒ大學(xué)の研究チームは20日、「生まれた順番が子供の性格に影響を及ぼすことは基本的にあり得ないが、知能指數(shù)(IQ)に対しては、やや影響が及ぶ可能性がある」という研究成果報(bào)告を発表した。新華社が報(bào)じた。
同校とマインツ大學(xué)の研究スタッフが、ドイツ、米國、英國の大人2萬人あまりを?qū)澫螭趣筏空{(diào)査を?qū)g施した。そして、彼らの統(tǒng)計(jì)データから、「國籍に関係なく、外向的?情緒が安定している?誰とでも親しみやすい?責(zé)任感が強(qiáng)いなどの性格と、その人が生まれた順番との間には、関係性は存在しない」という事実が明らかになった。
とはいえ、自分の理解力を自己評価する際、生まれた順番が違う人の間には、微妙な差が生じていることが、調(diào)査の結(jié)果判明した。第一子はあまねく、自分が持つ語彙が比較的豊かで、抽象的な概念を掌握することが得意だと思っていた。研究スタッフは、「このような第一子の自己評価は、実のところ、根拠も信憑性もかなり高い。過去の研究によると、第一子から末っ子まで、生まれた順番別のIQ平均値は、少しずつ徐々に低下している」とコメントした。
研究スタッフは、次のとおり続けた。
生まれた順番がIQに及ぼす影響は、大規(guī)模な研究によって証明されているものの、個(gè)人レベルで見た場合、その意義は小さいものだ。仮に、2人の子供を比べた場合、第二子のIQが第一子より高い割合は40%を上回る。生まれた順番がIQに及ぼす影響はあまりにも小さく、実生活に由々しき影響を及ぼすことは、まずあり得ない。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月26日
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680