これはどの國も否定できないことだ。また、中國の主権?権益を不法に損なう一部の國の犯罪行為を米國が覆い隠すことはできない。1970年代から、一部の國は中國の南沙諸島の島?礁を侵略?占拠し、島?礁と海域に新たな名稱をつけ、資源採掘まで行った。だがこうした活動はその領(lǐng)有権主張を支えるものではない。事実を前に、領(lǐng)有権問題において米國に口出しの余地はない。
中國の正當(dāng)な権益維持行動を米國が阻止することはできない。中國には國家の主権と安全を守る決意と能力があり、一部の國の挑発行為に斷固として対応する。黃巖島(スカボロー礁)事件後、中國は黃巖島で常態(tài)化巡航を行い、中國漁船に対する妨害を止めさせた。仁愛礁(アユンギン礁)の補強、軍艦の不法な淺瀬乗り上げなどの行為を、中國の海上法執(zhí)行部隊は緊密に監(jiān)視している。
中國と関係國との効果的な意思疎通を阻止する力も米國にはない。中國の習(xí)近平國家主席は先日ベトナム、シンガポール公式訪問を終えた。ベトナムは南中國海の関係國の1つであり、指導(dǎo)者の訪問時、中越は問題の適切な処理と解決について共通認識に達した。両國は友好的な協(xié)議、溝のコントロールを行うことで合意し、紛爭が両國関係の大局を翻弄することを望んでいない。シンガポールはASEANで重要な役割を発揮する國であり、ASEANと中國の協(xié)力関係深化を支持し、南中國海における関係國の行動宣言の精神に従い南中國海をめぐる爭いを適切に処理することに賛成している。中國はASEAN各國と協(xié)力して、南中國海の平和?安定を維持することができる。
南中國海について中國は以前、自國の領(lǐng)土でないものは少しもいらず、自國の領(lǐng)土であるはずのものは寸土でも必ず守ると明確に表明した。いかなるいわれなき非難も成り立たず、かえって各國の利益に反するということを米國は明確に認識するべきだ。南中國海に本來波風(fēng)は立っていないのだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月11日
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