【はじめに】

　青年海外協(xié)力隊として2年間活動する中で、様々な人との出逢いがあった。日本人がほとんどいない內(nèi)モンゴル通遼市。心優(yōu)しい同僚たちと、素直で純粋な生徒たち。そして、中國語が上手でない私に、いつも親切な街の人たち。旅先でも同じような親切な中國の人たちに助けてもらった。反日感情なんのその…ニュースや新聞にはない、個と個の交流、心と心のふれあいがそこにはあった。書物で養(yǎng)う知識や教養(yǎng)はもちろん大切だが、やはり機上にない経験は、どんな書物より貴重だと感じていた。

　【五感で感じる活動企畫】

　生徒たちは、大學(xué)試験のために、早朝から夜遅くまで勉學(xué)に勵んでいて、日々の授業(yè)の中でなかなか體験活動を通して學(xué)ぶ機會が少なかった。そのような中、日本語を?qū)Wぶ生徒にも「體験を通して感じて學(xué)んでほしい」と強く感じるようになり、夏休み期間中である8月10日11日の日本祭りを企畫した。コンセプトは『ふれあって、學(xué)ぶ、感じる、繋がる』五感で感じる経験はきっとなにかを生み出す、そんな思いで、祭りの企畫?準(zhǔn)備に取り掛かった。第三高校とJICA事務(wù)所、JICA隊員、賛同してくれたすべての人たちの協(xié)力のおかげでこの祭りは大変意義深いものとなった。