韓國企畫財政部の関係者が先月30日に明らかにしたところによると、韓國政府は目下、年內(nèi)の中國債券市場での人民元建て外國為替平衡基金債券の発行を目指して準(zhǔn)備を進(jìn)めている。これは外國政府が大陸部で國債を発行する初めてのケースとなる。

関係者の話によると、「韓國政府は中國人民銀行（中央銀行）の批準(zhǔn)を受けて、12月中旬に大陸部で人民元建て債券を発行したい考えだ。債券発行の時期と期間は、韓國政府が金融市場の動向などの要因を考慮して決定し、発行規(guī)模は6千億ウォン（約636億円）に達(dá)する見込み」という。一部の市場アナリストは、「韓國政府の今回の動きは、人民元の準(zhǔn)備通貨を増やし、韓國の外貨準(zhǔn)備における人民元の割合を高めることが狙いだ」との見方を示す。韓國政府は國債発行によって韓國企業(yè)の資金調(diào)達(dá)ルート開拓を支援し、韓國企業(yè)がこれから大陸部で人民元建て債券を発行するための道を切り開くことになると期待する。これまで中國に進(jìn)出した韓國企業(yè)が人民元資金を調(diào)達(dá)するには、香港地區(qū)や臺灣地區(qū)などの債券市場を通じて調(diào)達(dá)するしか方法がなかったからだ。新華網(wǎng)が伝えた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月2日