「爆買い」する中國(guó)人観光客の殆どが「土豪（金遣いが荒く品のない金持ち）」のように見えるが、「お金を落とす」客であっても必ずしも歓迎される訳ではない。「中國(guó)人観光客は確かに私達(dá)に相當(dāng)な利益をもたらしているが、彼らが買おうとしているものは非常に多く、殆どの人が「爆買い」をしており、我慢をしない。もう少し列に並ぶことに注意を払ってほしい」。こう話すのは新宿の家電量販店でアルバイトをする大學(xué)生の早川さんだ?！革w行機(jī)の荷物棚は中國(guó)人観光客の『戦利品』でいっぱいになり、自分の荷物が入らないことが何回かあった」。ある日系企業(yè)の中國(guó)駐在員である中沢さんは取材に対し、このように不満を漏らした。日本のメディアでは、「中國(guó)人観光客のマナーが悪い」との報(bào)道が紙面を賑わせ続けている。

様々なことが取り上げられる中で、かつて同じような光景を見たという人も少なくないだろう。フリーライタ―の中島恵さんは日本のメディアに投稿した記事によると、昨年、中國(guó)人の「爆買い」を取材した際、次のようなことを耳にした?！溉毡救摔馕簸蠚W米や香港で爆買いに夢(mèng)中になっていた」、「日本人の立ち居振る舞いも以前は非常にまずかった。良くなってきたのはここ15年ほどだ」。

これについて、中島さんは東京の有名な図書館に出向き、調(diào)査、検証を行なうことで當(dāng)時(shí)の狀況がわかった。彼女は「高度な経済成長(zhǎng)を遂げていた1970年代後半、金持ちの日本人はフランスや香港、ハワイに行って買物するのを好んでいたことを発見した。そして當(dāng)時(shí)の報(bào)道を一部挙げ、「30年前の日本人と今まさに日本で報(bào)道されている中國(guó)人の『爆買い』は殆ど同じ」と結(jié)論付けた。

取材によると、日本は1964年の東京五輪後に海外渡航制限を解除し、1970年代後半になると外國(guó)為替レートの変動(dòng)に伴い、団體旅行が登場(chǎng)、日本人の海外旅行がやっと便利になった。1980年代に入ると、日本人は続々と海外旅行に出かけていった。日本の「爆買い団」の中でも農(nóng)家の人々が先陣を切った。なぜなら彼らの所屬する農(nóng)業(yè)協(xié)同組合（農(nóng)協(xié)）は最も早く組織的に、継続的に海外旅行を行なう団體だったからだ。戦後、農(nóng)地改革として日本の小作農(nóng)制度は廃止され、農(nóng)民が土地所有者になったため、一般的なサラリーマンより裕福になった。現(xiàn)金を大量に攜えた日本人は高級(jí)洋酒、外國(guó)製のたばこ、香水、寶石、時(shí)計(jì)などの品物を買い占めた。