蘭州鉄道局の高速列車運(yùn)転手を務(wù)める張如意さんと車掌長(zhǎng)の瞿文秀さんは「80後」（1980年代生まれ）の夫婦だ。交際期間から結(jié)婚して子供をもうけるまで9年、今年は彼らにとって10回目の春節(jié)（舊正月、今年は2月8日）を迎えた。毎年、春運(yùn)（春節(jié)の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制）の最前線で任務(wù)にあたる彼らは、子供と共に団欒しながらの年夜飯(大晦日の年越し料理）を一度も食べたことがない。

2月21日午前10時(shí)、蘭州に帰り著き、列車を降りたばかりの瞿さんは制服を著替える時(shí)間もないまま、間もなく出発する夫を見送るために急いでプラットフォームへと向かった。2週間ぶりに顔を合わせる彼らはプラットフォームで一目會(huì)う事ができた。少し話をした後は、また忙しい春運(yùn)の任務(wù)へと戻らなければならない。

一回見送る毎に1週間か半月の間、離れ離れになることになるが、「鉄道業(yè)界人」にとっては正月の常識(shí)になっている。彼らのような夫婦は大勢(shì)の「鉄道業(yè)界人」の縮図であり、大勢(shì)の人が家族や子供、年老いた親の面倒を見る時(shí)間を犠牲にしながら、鉄道や帰省客一人一人のために力を注いでいる。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月24日