興業(yè)銀行の首席アナリストである魯政委氏は「額面の大きい人民元の発行はやはり適當(dāng)とは言えない。主な理由として、現(xiàn)在経済における大口取引のニーズは、実際のところオンライン決済やモバイル決済でそのニーズを十分に満たしており、高額紙幣を発行していわゆる大口取引をサポートする必要が無(wú)い。また高額紙幣は偽札問題において、その鑑定コストが上がるため、人々は高額紙幣を手にしても偽札ではないかという懸念に駆られることになり、取引コストがアップする。そのため高額紙幣の発行は慎重に考慮されるべきだろう」と語(yǔ)った。
1元札の硬貨化を試行エリアで推進(jìn)
このほど中國(guó)人民銀行済南支店が発表した情報(bào)によれば、今年山東省の一部の都市で「1元札の硬貨化プロジェクト」が実施される予定で、山東省の5都市では商業(yè)銀行で1元札の供給を停止する。陳副総裁はまず一部の試行エリアで実施し、次第に展開していくとした。
この件について、郭センター長(zhǎng)は1元硬貨化の推進(jìn)は日常的な取引をさらに便利にするためだと指摘している。1元硬貨はその耐久性と保管の上でも非常に優(yōu)れている。日常生活の中でも地下鉄や自動(dòng)販売機(jī)など硬貨の使用がより便利になる。
また多くの専門家は1元紙幣の流通停止は「序章」に過ぎず、技術(shù)の進(jìn)歩につれて、電子取引が主流になっていくと考えている。郭センター長(zhǎng)は「ネット消費(fèi)やオンライン決済、モバイル決済などのおかげで、電子取引を取り巻く環(huán)境は現(xiàn)在ますます成熟してきている。將來(lái)的に通貨だけでなく決済方式も全て電子化の道を歩むことになるだろう」と語(yǔ)った。
人民銀は現(xiàn)在、「デジタル通貨(仮想通貨)」の発行を検討しているという。人民銀の周小川総裁は、「紙幣は技術(shù)的にレベルが低く、安全面?コスト面から見ても、新技術(shù)や新製品に取って代わられるのが時(shí)代の流れだ。人民銀行が発行するデジタル通貨は主に現(xiàn)金の代替となるもので、伝統(tǒng)的な紙幣の発行?流通コストを引き下げ、利便性を高めることができる」と語(yǔ)る。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年3月17日
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