若い學(xué)者である張明氏(仮名)は、北京の大學(xué)で教職についている。張氏は、1年間をかけて、北京の若い末端公務(wù)員10人の心理狀態(tài)を詳しく調(diào)べ、研究した。また、公務(wù)員300人に対するアンケート調(diào)査を?qū)g施した。
張氏は、この調(diào)査から、自分の仕事に対する末端公務(wù)員の満足度はあまねく低く、彼らの多くが決まり決まった仕事に飽き飽きしていることを突き止めた。この結(jié)果の正確性について検証するため、課題チームのメンバーは、何度も回答者にインタビューした。
張氏は、調(diào)査に関して次の通りコメントした。
「報酬の低さが、末端公務(wù)員が仕事に飽き飽きする原因となっている。アンケート調(diào)査の結(jié)果、普段は仕事がキツいのに、実際の昇進(jìn)チャンスは少ない若い公務(wù)員の不安感が最も大きく、これによって仕事に対する倦怠感が生まれやすいことが分かった。昇進(jìn)してとんとん拍子に出世する同僚を羨ましく思う反面、勤務(wù)先の中であくせく仕事をする必要がない先輩たちのことも羨ましく感じている。彼らは心理的に『板挾み』の不安な狀態(tài)に陥っている」
「末端公務(wù)員が長期的に受ける仕事上のストレスは、仕事に対する倦怠感に転化する恐れがある。また、長期的な倦怠感は、直接、精神的うつ病の引き金となりえる」。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月24日
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