同じように「舌で味わう中國(guó)」が大ヒットしたのも、中國(guó)のグルメそのものだけではなく、中國(guó)人の知恵や民族の特徴にもスポットを當(dāng)てたからだ。
秦教授は、「どんなジャンルのドキュメンタリーにも、人情に関わる描寫が必要で、それにより人々は現(xiàn)実の世界を一層知り、それを見(jiàn)直す機(jī)會(huì)を與えられるのだ」との見(jiàn)方を示す。
ドキュメンタリーの製作には「匠の精神」が不可欠
じっと腰かけに座って、細(xì)かい作業(yè)を黙々とする。ドキュメンタリーの中で描かれる、そんな文化財(cái)の修復(fù)職人や中國(guó)醫(yī)薬の専門家のプロフェッショナルな姿勢(shì)に、多くの視聴者が感動(dòng)を覚えた。このようなドキュメンタリーをカメラで記録したスタッフらも、そのような精神を追求し、実踐しているのではないだろうか。
「我在故宮修文化財(cái)」を製作するために、製作チームは5年の歳月を費(fèi)やして調(diào)査、研究を進(jìn)め、4カ月連続で密著撮影を行い、それをわずか3話(計(jì)150分)のドキュメンタリーにまとめた。
「舌で味わう中國(guó)」を製作する前、製作チームは1995年から2011年まで、中國(guó)語(yǔ)版の人文地理學(xué)関連の書籍を全て買い、素材を収集し、ドラマとなるストーリーを探した。
中國(guó)醫(yī)薬の材料は、特殊な環(huán)境で育つため、「本草中國(guó)」の製作チームは、蛇や蟲(chóng)などに悩まされる山奧に何日もこもって撮影した。時(shí)には、地滑りや土石流などの危険とも隣合わせだった。
ドキュメンタリーの製作に10年以上攜わっている韓蕓さんは、「匠の精神」には、「黙々と一つのことを行い、信念を貫く」という側(cè)面と、「向上に向上を重ねる」という側(cè)面があると指摘?!弗丧濂幞螗骏戛`の製作にも、『匠の精神』が欠かせない。ドキュメンタリーの製作には時(shí)間がかかり、素材の收集、実地調(diào)査に始まり、一つのシーンを撮影するために何日も費(fèi)やすこともよくある。また、ドキュメンタリーで取り上げるのは一般的に普通の人々なので、カメラが回っていると、本能的に警戒心が働き、不自然になってしまう。そのため、辛抱強(qiáng)く彼らと接し、少しずつ慣れてもらう必要がある。そうしなければ、リアルなシーンを撮影し、真のドラマを見(jiàn)つけ出し、優(yōu)れたドキュメンタリーを製作することはできない」と語(yǔ)っている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月14日
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