1900年、「山海関北洋鉄路官學(xué)堂」一期生2クラスの學(xué)生が卒業(yè)した。39人のうち、晴れて卒業(yè)証書を手にした學(xué)生は17人だけだった。これは、中國現(xiàn)代教育史上で初めて、正規(guī)の土木工學(xué)科大學(xué)卒業(yè)証書となった。張孝基さんは、この卒業(yè)証書を手にした卒業(yè)生の一人だった。

張さんの卒業(yè)証書は、サイズが現(xiàn)代の新聞紙（四つ切り）よりさらに大きく、正面の上方には、英語で「Imperial Chinese Railway College（直訳：中華帝國鉄道學(xué)院）」と印刷されている。右側(cè)には毛筆による手書きで「山海関北洋鉄路官學(xué)堂張孝基」としたためられている。當(dāng)時、同校に入學(xué)後、まず2年間は予科で學(xué)ばなければならなかったため、學(xué)生は外國語科目を履修した。その後、やっと2年間の専門課程に進(jìn)むことができた。卒業(yè)証書を見る限り、張さんの専攻學(xué)科は土木工學(xué)だったようだ。関連資料によると、當(dāng)時の大學(xué)學(xué)部は現(xiàn)在と同じく４年制で、全課程には30あまりの専攻が設(shè)けられていた。

この卒業(yè)証書は、なぜすべて英文で書かれているのだろうか？南西交通大學(xué)公文書館の元館長だった張雪永教授は、「1896年、國內(nèi)で初めての大學(xué)が設(shè)立されたが、専門の教員や學(xué)校を管理する人がいなかったことから、學(xué)校の主任教員や講師は全員、外國人だった。卒業(yè)証書の発行に際しても『海外バージョン』になったことは無理もないだろう」と説明した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月14日