○隙間に隠れていることが多い「発病に至る細(xì)菌」

発病に至る細(xì)菌の多くは、足の指の間、手の指の間、脇の下の窪み、太ももの窪みなど、隠れた場所に潛んでいる。この仲間には、 皮膚糸狀菌、酵母菌、カビ菌などがある。酵母菌の仲間であるマラセチア菌が、人體で最も多く棲息している。これは、溫暖?濕潤な環(huán)境ならばどんどん成長する菌糸であり、人體に棲息すると有害な存在となり得る。

我々の身體では、皺と皺の間や狹い部分は良く発汗し、空気の通りも悪く、これらの有害な細(xì)菌が生育しやすい環(huán)境になりやすい。また、毛髪が生えている頭部も、感染しやすい部分だ。夏季は溫度と濕度が高いため、細(xì)菌感染が活発になる。

皮膚科の外來診察では、細(xì)菌感染が原因で起こる皮膚疾患で受診する患者が15％から20％を占める。頭部白癬、手部白癬、足部白癬（水蟲）、股部白癬（いんきん）、體部白癬（ゼニたむし）などの患者は、程度の差はあるものの、皮膚がかゆくなる、皮がむける、水ぶくれができる、ただれる、などの癥狀を呈する。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年6月21日