青島出版集団と大王製紙の調(diào)印式

2014年に亡くなった直木賞作家?渡辺淳一さんの業(yè)績を紹介する渡辺淳一文學(xué)館（札幌市）がこのほど、運営會社の大王製紙から中國の出版社「青島出版集団」に売卻された。20日に、東京で譲渡セレモニーが行われた。中日文化交流に新たな1ページが加わった。人民網(wǎng)が報じた。

同セレモニーは、在日本中國大使館や日中友好協(xié)會、出版社代表の集英社、渡辺淳一文學(xué)館、森ビルなどの大きなサポートと協(xié)力を得た。青島出版集団の孟鳴飛?黨委員書記兼董事長や大王製紙の岡崎邦弘代表取締役専務(wù)、渡辺さんの次女である渡辺直子さんなどのほか、中日両國のメディア、日本の出版業(yè)界、商工界の友好関係ある人など約100人がゲストとして出席した。

挨拶する青島出版集団の孟鳴飛?董事長

孟董事長は挨拶の中で、「渡辺さんは非凡な才能と創(chuàng)作能力に恵まれ、今の社會を獨特の観點から深く分析している。微妙な人間性を完璧に把握し、日本の読者の心を打つだけでなく、中國の読者も魅了して來た。當(dāng)社は長年、中日文化交流というテーマを出版の重要な位置に置いてきた。そして、中國の読者が日本文化を理解する助けになる書籍を數(shù)多く出版すると同時に、中國の書籍を日本に紹介してきた。文化が違うため、交流、理解のほか、相手から學(xué)ぶ気持ちや包容力が必要となる。當(dāng)社は運営を引き継いだ後、無料で一般開放し、宣伝を強化して、もっと多くの読者や観光客、渡辺さんのファンに文學(xué)館に來てもらうことで、両國の民間文化交流を一層促進(jìn)したい」と語った。