――中日関係を発展させるには、伝統(tǒng)を継承し、友好の理念を発揚(yáng)しなければなりません。両國(guó)民の代々の友好と「中日不再戦」は戦後中日関係の起點(diǎn)であり、両國(guó)の獨(dú)特な友好の伝統(tǒng)にとっての思想的な原動(dòng)力の源でもあります。時(shí)勢(shì)がどのように変化しても、戦後の中日関係の起點(diǎn)を忘れることはできず、中日友好の理念をなくすことはできず、中日友好の大旗を倒すことはできません。來(lái)年は中日國(guó)交正?;?5周年、再來(lái)年は中日平和友好條約締結(jié)40周年です。われわれは重要な歴史の契機(jī)をつかみ、中日関係の安定と改善、発展を推し進(jìn)めるべきです。同時(shí)に、重要なタイミングに立って、未來(lái)の中日友好が進(jìn)む方向を考え、時(shí)代の発展に適応し、友好に新たな內(nèi)容を加え、新たな生命力を與えることはキーポイントです。このプロセスの中で、雙方が「相互援助、相互信頼、相互理解、相互參考」の実現(xiàn)に努力する必要があります。
相互援助とは、中國(guó)の四川汶川大地震や日本の東日本大震災(zāi)の時(shí)に、両國(guó)民が互いに支援し、共に難関を越えた貴重な精神を大いに発揚(yáng)し、自然災(zāi)害や社會(huì)の難題に直面する時(shí)には、同じ船に乗って共に助け合い、手を攜えて対応するということです。相互信頼とは、憂患と危機(jī)意識(shí)に基づいて、相互信頼の欠如という短所を補(bǔ)うことに著目し、次の世代における理解と信頼関係の構(gòu)築を怠ることなく堅(jiān)持し、代々の友好の延長(zhǎng)のために土臺(tái)を築くということです。相互理解とは、平等の精神に基づき、率直に誠(chéng)意を持って交流を行い、相手の核心的利益と重大な関心の在りかを的確に理解?尊重し、両國(guó)の友好のために障害を取り除き、人為的に問(wèn)題や妨害を起こさないようにするということです。相互參考とは、両國(guó)が歴史上、友好的な往來(lái)を通じて互いに學(xué)び、共に発展してきたことを指しています。新時(shí)代においては、相手のアドバンテージと特長(zhǎng)をさらに借りて、互いに長(zhǎng)所を取り入れ短所を補(bǔ)い、共同の発展を促進(jìn)していくべきです。
ご在席の皆さま
中日関係の処理には、歴史を尊重し、現(xiàn)実に立腳し、同時(shí)に未來(lái)に目を向ける必要があります?,F(xiàn)狀から言えば、雙方が新舊の問(wèn)題を適切に管理?処理し、同時(shí)に実務(wù)的な交流と協(xié)力を著実に推進(jìn)し、中日関係の持続的で安定な改善と発展を促進(jìn)すべきです。私はこれに関していくつかの考えと提案を申し上げたいと思います。
一つ目は、歴史的な根源を正視することです。中日間には2000年の友好と50年の対立があり、友好が主流です。両國(guó)には非常に長(zhǎng)く輝かしい人文交流史があり、振り返るに耐えない戦爭(zhēng)の記憶があり、さらにこの數(shù)十年における二國(guó)間関係の目覚ましい発展もあります。歴史は中日共同の財(cái)産であり、われわれは歴史から伝統(tǒng)を継承し、共同の思想?文化の財(cái)産を掘り起こし、友好交流の人文的きずなを強(qiáng)固にするべきです。歴史から教訓(xùn)を汲み取って反省し、「歴史を鑑とし、未來(lái)に向かう」ようにし、悲劇の再演を避けるべきです。歴史から偉大な精神を伝承し、両國(guó)の何代もの指導(dǎo)者の政治的勇気と英知を追想し、現(xiàn)在の中日関係の発展の成果を大切にし、さらに素晴らしい未來(lái)を切り開くべきです。
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