アジア開(kāi)発銀行（ADB）は27日、2016年の「アジア経済見(jiàn)通し」の改訂版を発表した。アジア地域の経済成長(zhǎng)率予測(cè)値は據(jù)え置き、中國(guó)は小幅に引き上げつつ、引き続きリスクが存在するとの見(jiàn)方を示した。

ADBは16年の中國(guó)経済成長(zhǎng)率予測(cè)値を6.6％とし、3月の6.5％から小幅に引き上げた。17年は6.3％から6.4％に引き上げた。見(jiàn)通しによれば、國(guó)內(nèi)外の圧力が持続的に足を引っ張るが、中國(guó)の上半期の経済は予想よりも好調(diào)で、経済活性化措置が打ち出されたこともあり、16～17年の経済成長(zhǎng)率は予測(cè)をやや上回る見(jiàn)込みという。

ADB駐中國(guó)代表事務(wù)所経済部の康友徳部長(zhǎng)は見(jiàn)通し発表會(huì)で、「2016年上半期に、中國(guó)の経済成長(zhǎng)率は6.7％に達(dá)し、ADBの予測(cè)を上回った。これは主に中國(guó)政府のインフラ支出が増加したこと、小売支出が好調(diào)だったこと、柔軟な金融政策がうち出されたことによるものだ。不動(dòng)産価格の上昇は驚異的だが、これと同時(shí)に國(guó)內(nèi)総生産（GDP）に対するサービス産業(yè)の貢獻(xiàn)度は60％に達(dá)し、前年同期に比べて、対GDPが1.8ポイント上昇した。ここから、中國(guó)が引き続き経済の構(gòu)造調(diào)整を進(jìn)めていることがわかる」と述べた。

見(jiàn)通しによれば、中國(guó)の工業(yè)や輸出などが引き続き下ぶれ圧力に直面し、國(guó)民の可処分所得の伸びは鈍化している。食品コストの上昇、消費(fèi)者物価の上昇、人民元が直面する切り下げ圧力は、管理された変動(dòng)相場(chǎng)制に移行しつつある中國(guó)政府の方針を示すものであり、多くの投資家が世界情勢(shì)の不確かな中で米ドルを選択していることに原因があるという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年9月29日