よく子どもを連れて旅行に行くという人によると、10日間の長距離親子旅行に出かけた場(chǎng)合、一日の睡眠時(shí)間を9時(shí)間とすると、殘りの15時(shí)間は心身共にすべてを子どもに注ぐことになる。合計(jì)150時(shí)間の密度の高い時(shí)間は、普段の子どもと過ごす時(shí)間の約1カ月分に相當(dāng)する。旅先の慣れない環(huán)境の中で、子どもの両親への依存度は高まり、親子関係を深めやすい。子どもの安心感と環(huán)境への適応力が大いに高まり、子どもの將來の性格形成にも大きなメリットがあるという。

データによると、親子旅行の組み合わせは、7割以上が両親が子どもを連れて出かけるパターンで、母親が子どもを連れて出かけるパターンは父親が連れて出かけるパターンを大幅に上回る。親子旅行に行く時(shí)期は冬休みと夏休みに集中し、夏休みが最も多い。攜程旅行のデータでは、7～8月の親子旅行の割合は1～2月を15ポイント近く上回る。夏休みの2カ月間のうち、7月下旬から8月上旬が例年最も旅行熱が高まる時(shí)期だ。

注目されるのは、親子旅行の消費(fèi)力が高いこと、またはっきりした上昇傾向を示していることだ。データをみると、昨年の海外親子旅行の支出では、5千元（1元は約15.2円）以上が50％を超えた。昨年の國內(nèi)親子旅行の支出は平均5千元以下が90％を占めたが、2千元以下の割合も14年の60％から49％に低下し、2千～5千元は14年の35％から15年は46％に上昇した。

攜程旅行の関連責(zé)任者は、「こうした現(xiàn)象は、國內(nèi)観光客の収入と生活水準(zhǔn)の高まりをある側(cè)面から説明するものだ。親子旅行商品の質(zhì)への要求が持続的に高まっており、このことは旅行支出の持続的上昇という狀況に端的に現(xiàn)れている」と指摘する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月30日