▽第1手

これまでに中日両國の有識者が循環(huán)型経済、グリーン経済、健康?介護、新材料、新プロセス、新技術(shù)の産業(yè)などの発展分野において多くの共通認識に達しており、中日両國はこうした分野でそれぞれの優(yōu)位性によって相互に補完し合うという特徴を備えており、雙方の協(xié)力によるウィンウィンの実現(xiàn)が可能だ。未來の中國は引き続き大きな市場であり、中産階級が日々増加して質(zhì)の高い商品?サービスへの需要も日々拡大しており、中國の資金や市場を十分に活用して日本企業(yè)がもつ進んだ技術(shù)の応用をさらに拡大することが、日本企業(yè)の心からの願いだ。両國は雙方の企業(yè)のこうした分野でのさらなる?yún)f(xié)力を一層後押しする必要がある。

▽第2手

日本の企業(yè)家は中國の今の社會経済発展の戦略を掘り下げて研究し、しっかりつかみ取る必要がある。第13次五カ年計畫期間に、中國では「北京?天津?河北の共同発展」、「長江経済ベルト」、「自由貿(mào)易區(qū)の建設(shè)」、「一帯一路」（the belt and road）といった重要戦略が制定された。こうした計畫?措置は中國の社會?経済の発展の様相を大きく変えることになり、世界経済の発展にも重大な影響を與えるとみられる。こうした戦略の実施は、日本企業(yè)にとっても同じようにチャンスになる。日本の企業(yè)家は重要視するべきだ。

▽第3手

中日経済貿(mào)易協(xié)力では第3國市場を積極的開拓する必要がある。ここ數(shù)年、中國と米國、歐州などの多くの國?地域との間で新たな協(xié)力プロジェクトがスタートしており、中日がそれぞれの優(yōu)位性に基づいて第3國?地域で協(xié)力を展開することは雙方にとって大きなプラスになる。だが殘念なことに、日本は保守的な考え方が根強く、中日の第3國市場における?yún)f(xié)力はまだ少數(shù)にとどまる。この點を重要視するべきだ。

中日関係については、アジアやより広い範囲を視野に入れて対処する必要がある。目下のグローバル経済発展のエンジンと市場はいずれもアジアにあり、より重要なことはアジアの革新であり、新技術(shù)、新材料、新プロセス、新しい理念を含むグローバル経済に現(xiàn)れた力強いエネルギーだ。これは米國や歐州連合（EU）がアジアに最も精力を注ぎ、アジアにこそ自分たちの利益があると考える根本的原因の1つだ。中日はアジアで最も重要な國であり、エコノミーであり、長期的な視野に立って、協(xié)力?ウィンウィンを推し進めなければならない。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月3日