第3に、対話と協(xié)力は常に中米関係の主流だ。中米間にはすでに90余りの対話?協(xié)力制度があり、政治、経済、貿易、科學技術、教育、エネルギー、環(huán)境保護、テロ対策など各分野に及ぶ。中米関係の重要分野について、協(xié)議?交流制度を構築したといえる。

第4に、中國は中米関係の構築を一層積極的に主導している。米國人の一部は「ゼロサムゲーム」と冷戦思考で中米関係を捉え、対中牽制、抑制を主張し、中米関係にトラブルを起こすことに慣れている。反対に、中國は相互尊重、協(xié)力?ウィンウィンを主張し、これに基づき中米関係の発展を積極的に導いている。しかも総合國力の向上、全方位的外交の展開に伴い、中國の対米関係に関する議題設定能力は高まり続け、米國の対中圧力を解消する手段は一層多様で力強いものになっている。

トランプ政権が中米関係に多くの変化をもたらすのは確かだ。トランプ氏の外交?安全保障チームは構成過程にあり、中米両國はトランプ政権初期にすり合せの時期を必要とする。現(xiàn)在、中米関係の平穏な移行の実現(xiàn)が雙方の直面する最大の課題だ。変化の中で安定を求め、安定の中で進歩し、進歩の中で質を高めることが雙方の根本的利益に最も合致する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月16日