マスターカード社が1日に発表した2016年上半期消費(fèi)者信頼感指數(shù)をみると、大陸部の消費(fèi)者が引き続きアジア太平洋地域で最も楽観的な消費(fèi)者になった。大陸部の総合的な信頼感指數(shù)は「非常に楽観的」であることを示す76.0點(diǎn)で、15年下半期に比べて1.6點(diǎn)上昇した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

この調(diào)査では、経済情勢、雇用の見通し、固定収入の見通し、株式市場、自分の生活のクオリティの5つの経済指標(biāo)を取り上げ、各指標(biāo)に100點(diǎn)満點(diǎn)で點(diǎn)數(shù)をつける。0點(diǎn)は「最も悲観的」、100點(diǎn)は「最も楽観的」で、50點(diǎn)は「中立の狀態(tài)」を示す。

注目されるのは、大陸部消費(fèi)者が株式市場を除く4指標(biāo)に対する信頼感を高めていることだ。最近の株式市場の動(dòng)揺を受けて、株式市場の信頼感指數(shù)が9點(diǎn)下がって57.3點(diǎn)となり、中間値をやや上回るにとどまった。固定収入の信頼感指數(shù)は株式市場と対照的で、90.6點(diǎn)を獲得し、「極めて楽観的」であることがわかった。5つの指標(biāo)の中で固定収入の得點(diǎn)が最も高い。こうしたデータには中國人消費(fèi)者の生活レベルの持続的な改善ぶりがうかがえ、固定収入に続いて自分の生活のクオリティの指數(shù)が81.2點(diǎn)の高得點(diǎn)を挙げたことも、こうした見方を補(bǔ)強(qiáng)する。

また大陸部消費(fèi)者は雇用と経済の全體的狀況に楽観的な見方を続けており、雇用の見通しは75.5點(diǎn)で、前期を7.1點(diǎn)上回った。経済情勢の得點(diǎn)は雇用と近く、75.9點(diǎn)で前期を4.4點(diǎn)上回った。

実際、大陸部の76.0點(diǎn)という総合得點(diǎn)はアジア太平洋地域の平均水準(zhǔn)を大幅に上回るものでもある。この地域の総合得點(diǎn)は前期を0.05點(diǎn)上回りはしたが、60點(diǎn)には屆かず、中間値レベルにとどまった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月5日