ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は15日から日本を訪問する。同日、日本の安倍晉三首相とその故郷である山口県長(zhǎng)門市で會(huì)談する。両氏は溫泉旅館に宿泊する可能性もある。だが、一見熱意ある「親密」な雰囲気の下、數(shù)10年間解決困難だった領(lǐng)土問題、日本の対露制裁、米國(guó)の反対の態(tài)度が雙方間の溝を埋めるのを困難にしている。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
【領(lǐng)土問題】
今回の會(huì)談で最も注目されるのは日露の係爭(zhēng)諸島(日本名「北方四島」、ロシア名「南クリル諸島」)だ。日本は経済協(xié)力の強(qiáng)化によって雙方関係の突破口を開き、領(lǐng)土紛爭(zhēng)解決と平和條約締結(jié)の環(huán)境を整えたいと考えている。安倍首相は今年5月の訪露で、「新たな思考」で日露関係を改善する方針を打ち出した。つまり、長(zhǎng)年堅(jiān)持してきた政経不分離の原則を放棄し、経済協(xié)力と平和條約交渉を並行して進(jìn)めるというものだ。
だがそれからわずか10數(shù)日後、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は南クリル諸島(日本名「北方四島」)問題において、ロシアが日本といかなる取引もすることはないと明言した。ロシアは平和條約締結(jié)を望み、南クリル諸島(北方四島)での共同経済活動(dòng)に前向きな姿勢(shì)だが、主権に関しては強(qiáng)硬な立場(chǎng)を保っている。
【制裁問題】
領(lǐng)土問題以外に、経済制裁問題も日露関係の悩みの種の1つだ。訪日前に日本メディアのインタビューを受けた際、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は日本がG7の対露制裁に參加したことに不満を表明し、日本の制裁行為は「露日関係の発展を深刻に妨げた」と述べた。今回の日露首脳會(huì)談では、この現(xiàn)狀が変わる見込みがある。今年5月、安倍首相はプーチン大統(tǒng)領(lǐng)と會(huì)談した際に8項(xiàng)目の経済協(xié)力を提示した。日本は15、16両日の會(huì)談で北方四島への「ビザなし交流」について合意し、事実上制裁緩和の一歩を踏み出す考えだ。
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