息子が長(zhǎng)期にわたり海外で仕事をしていたという斉さんは、つれあいと2人暮らしだ。夫婦はまだ揃って健康だが、大型商品を買うことには躊躇してしまう。夫婦が住んでいるマンションにはエレベータは設(shè)置されておらず、大きな物品を5階の自宅まで階段で運(yùn)ぶのは大変な仕事だからだ。この前、斉さんは息子にネットショッピングのやり方を教えてもらったという。息子に助けてもらいながら、彼女は繰り返し注文と決済を練習(xí)した?！袱嗓Δ筏皮长螭胜衰庭氓韧ㄘ湦藟?mèng)中なの？」と息子から質(zhì)問された時(shí)、斉夫人は、「必要に迫られたからに決まっているじゃない。あなたは家にいないし、重たい食用油や小麥粉を買って、一體誰が持ち帰るの？配達(dá)してもらう以外に方法はないわ」ときっぱり答えた。

北京天通苑に住むある高齢者は、ネット通販に夢(mèng)中になったいきさつについて、次の通り語った。

「ネット通販を利用し始めたきっかけは、商品を配達(dá)してもらえて大変便利だったからだ。その後、ネット通販にはそのほかにも多くのメリットがあることが分かった。ネットショップイベントの時(shí)には優(yōu)待価格があるし、スーパーには売っていない商品もネットで買うことができる。例えば、私は花を育てるのが大好きで、ずっとシュンラン（春蘭）が欲しいと思っていた。だが、北京にある鳥や花などが売っている「花鳥魚蟲市場(chǎng)」では、売っているのを見たことがなかった。そこで、天貓モール（Tmall）で調(diào)べてみたら、シュンランが見つかった。そこで數(shù)日前、60元（約1千円）でシュンラン二株を買った。天貓では、正月用品イベントもやっていて、貴州の農(nóng)家特製の唐辛子を入手できる。この特産品を味わってみるのは、最高の暇つぶしになる」。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月28日