中國の環(huán)境保護部(?。─鋰屹|量監(jiān)督検験検疫総局(質検総局)はこのほど、「軽型自動車(最大設計総重量が3500キロ以下の自動車)排ガス規(guī)制値と測定方法(中國第六段階)」を発表した。次期排ガス基準「國6」となり、世界で最も厳しい排ガス規(guī)制の一つ。規(guī)制値を「國6a」と「國6b」に分け、それぞれ2020年と23年までに、2段階に分けて全ての軽型車両へ適用する。大気汚染の改善が特に急がれる地域では、同規(guī)制を前倒しで実施することができる。人民日報が報じた。
「國5」基準と比べると、「國6」は排出規(guī)制値を40-50%厳しくしたほか、ディーゼル車の窒素酸化物やガソリン車の粒子物質に対しても、これまでのように比較的軽い規(guī)制値を設けていない。また、実際の排ガスが基準を超える「くぐり抜け行為」を効果的に防止するために、揮発性有機化合物(VOC)の排出規(guī)制を全面的に強化し、燃料蒸発ガスの規(guī)制値を90%以上厳しくした。さらに、排ガス関連の品質保証期間についても基準を定めており、3年、または走行距離6萬キロ以下で、排ガス関連機器が故障したり、損傷したりして排ガスが基準を超えるようになった場合、自動車メーカーが修理や交換に必要な全ての費用を負擔しなければならないと規(guī)定。自動車所有者の権益が確実に保障された。
質検総局や中國國家標準化管理委員會は、自動車用のガソリンやディーゼル油の「國6」基準も同時に発表している。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年12月28日
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