電車(chē)の切符の爭(zhēng)奪戦がピークを迎え、2017年の春運(yùn)（春節(jié)＜舊正月＞の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制、17年の春節(jié)は1月28日）が約1ヶ月前倒ししてスタートした。高速鉄道の切符を手に入れるのは至難の業(yè)で、航空券は価格が跳ね上がり、大型バスはあまり快適でないということで、多くの消費(fèi)者がレンタカーに目を向けている。レンタカー會(huì)社の神州レンタカーがこのほど発表した「2017年春節(jié)レンタカービッグデータ報(bào)告」をみると、里帰り先が500キロメートル?6時(shí)間以?xún)?nèi)のユーザーで、電車(chē)の切符が手に入らない場(chǎng)合、70％以上がレンタカーを選択するという。「京華時(shí)報(bào)」が伝えた。

北京から太原に帰る場(chǎng)合、距離は約500キロメートル、電車(chē)の切符は149元（1元は約16.9円）、高速鉄道は612元、春節(jié)前の航空券は約1200元だ。自動(dòng)車(chē)で行く場(chǎng)合のガソリン代は300元ほどで、春節(jié)期間には高速道路が無(wú)料になることを考え合わせると、家族でレンタカーを借りて帰省するのは経済的に十分に割に合うことであり、またチケットを入れたり出したり、大小の荷物を抱えて空港や鉄道駅に急いだりする煩わしさから開(kāi)放され、金銭、時(shí)間、パワーなど各種コストを抑えることができる。

また同報(bào)告によると、レンタカーの利用者は85後（1985年以降に生まれた人）の若い人々が多いが、90後（90年以降生まれ）の増加率が70後（70年以降生まれ）や80後（80年以降生まれ）を大きく上回る。これはつまり、カーシェアリングの理念が若い人々の間で人気を集めており、特に大都市でナンバープレートでの制限が行われている狀況の中、若い人はレンタカーで出かけることをより望むようになってきたということだ。春運(yùn)のレンタカーでの帰省は若い人々に人気の流行の移動(dòng)スタイルになりつつあるといえる。

同報(bào)告は、毎年のレンタカーのピーク期は春節(jié)の1カ月前に訪(fǎng)れ、最大のピークは春節(jié)の前後2～3日間だと指摘する。地域分布をみると、北京は春運(yùn)のレンタカーニーズが最も盛んな大都市で、このほか上海、広州、三亜、重慶などが上位に並ぶ。

神州レンタカーの関連部門(mén)責(zé)任者は、「通常の時(shí)期と異なり、春節(jié)のレンタカーニーズにみられる目立った特徴として、人々が一線(xiàn)?二線(xiàn)都市から遠(yuǎn)距離にある三線(xiàn)?四線(xiàn)都市に流れるということがあり、ここから大都市を出発して帰郷し、故郷で年を越すという現(xiàn)実が浮かび上がってくる。今年の春節(jié)レンタカー市場(chǎng)の目立った変化は、ますます多くの消費(fèi)者が春節(jié)を利用して三亜、?？?、廈門(mén)（アモイ）、昆明など気候の溫暖な観光都市?エリアに出かけ、そこで暖かい年越しをしようとしていることだ」と説明する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年12月28日