ヤフーはこのほど、2013年にハッカーがヤフーのネットワークに侵入した事件によって、30億に上るユーザーのアカウント情報(bào)が流出したことを明らかにした。この數(shù)字は、當(dāng)初発表されたアカウント件數(shù)の3倍に相當(dāng)する。中國中央テレビ（CCTV）のニュースアプリが報(bào)じた。

〇「世界の半分」の情報(bào)流出 銀行カードの暗証番號は含まれず

ヤフーは昨年9月、ハッカーが2013年8月にヤフーのネットワークに不正侵入した事件により、ヤフーアカウントを持つ少なくとも5億のユーザ情報(bào)が盜まれたと発表した。同年12月、ヤフーは再び、情報(bào)が流出したアカウント件數(shù)は約10億と公表。今年10月3日には、ヤフーアカウントを持つ30億のユーザー全員の情報(bào)がハッカーによって盜み取られたと発表した。同社はすでに、パスワードの変更や関連登録情報(bào)の更新を行うようユーザーに呼びかけている。

ヤフーおよび調(diào)査側(cè)は、「今回の攻撃を仕掛けたのは、國家から資金援助を受けたハッカー」としているが、具體的にどの國がハッカーを支援したのかについては明言を避けている。

盜まれた情報(bào)は、ハンドルネーム、メールアドレス、電話番號、誕生日、一部ユーザーの暗號化された情報(bào)または暗號化されていない情報(bào)の安全性識別に関する問題およびソリューション。ヤフーは今月3日、「ハッカーは、保護(hù)されていないパスワード、決済カード関連データ、銀行口座情報(bào)に関して、コンピューター上でのアクセス権を獲得していない。つまり、盜まれたのは、ユーザーアカウント情報(bào)の一部ということだ」と表明した。

また、ヤフーは、「永久に使用していない、あるいはほとんど使用していないアカウントが存在しており、複數(shù)のヤフーアカウントを持っているユーザーがいることから、実際に影響を受けるユーザー數(shù)は30億より少ないと予想される」としている。

〇中國のユーザー數(shù)千萬に影響

中國のネットアナリストは、「中國には少なくとも數(shù)千萬人のヤフーユーザーがいる。ヤフーアカウントのメールアドレスで微博（ウェイボー）登録を行っている人は全員、情報(bào)流出の恐れがある」と警告している。

これらの中國のユーザーは、過去20年間に登録した人々で、アクティブユーザーではない人もかなり多い。だが、そのような人々もヤフーのハンドルネームやパスワードを使って、國內(nèi)の広範(fàn)囲でさまざまな登録を行っているとみられる。中國のヤフーユーザーは、パスワードやアカウント名を変更した方が良いだろう。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月10日