中國科學(xué)院武漢ウイルス研究所が4日発表した情報によると、中國初のバイオセーフティーレベル4実験室（P4実験室）が、國家衛(wèi)生?計畫出産委員會高病原性病原微生物実験活動現(xiàn)場評価に合格し、正式に稼働開始した。これにより中國は高レベル高病原性病原微生物実験活動を展開する能力と條件を手にした。科技日報が伝えた。

武漢P4実験室は國が投資する大科學(xué)プロジェクトで、中國科學(xué)院と武漢市人民政府が共同設(shè)立した。同実験室には▽中國の突発的急性伝染病防止?制御科學(xué)研究拠點▽病原體保管センター、世界保健機関感染癥參考実験室▽中國生物安全実験室プラットフォームの重要地域センター――という3つの機能がある。

同実験室はまた「中仏新型伝染病防止協(xié)力プロジェクト」の重要なコンテンツの一つ。実験室の設(shè)計は、仏リヨンの「箱の中の箱」とう理念を採用。実験室全體が吊り下げられる構(gòu)造で、計4層に分かれている。1層目は汚水処理?生命維持システム、2層目はメイン実験室。2層目と3層目の間にはパイプシステムが入っている。3層目はろ過裝置システム、最上層は空調(diào)システム。すべての空気が2段階の高効率ろ過器の処理後に排出される。固形汚染物質(zhì)は高圧?殺菌ボイラーで処理し、液體汚染物質(zhì)は汚水処理設(shè)備で処理する。病原體を徹底的に殺菌することで、実験室內(nèi)の病原體の漏洩を防止する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月5日