オンライン旅行予約サイト?攜程旅行網(wǎng)はこのほど、グローバル化への道のりで再び重要な一歩を踏み出し、日本に照準を合わせた。今月16日、傘下のTrip.comブランドが日本で正式に運営をスタートし、日本の顧客に世界の旅行商品や24時間に日本語対応サービスを提供するようになった。攜程は2017年11月に米國のオンライン旅行予約サイトのTrip.comを買収し、このブランドを傘下の新ブランドとして海外エリアにおける市場の普及拡大の取り組みをスタートした。
Trip.comは多言語対応の旅行予約プラットフォームで、海外市場を主なターゲットとし、日本語含む10數(shù)言語でサービスを提供することができる。攜程の孫潔最高経営責(zé)任者(CEO)は攜程とTrip.comの両ブランド戦略について、「中國では引き続き攜程ブランドを使用し、海外ではTrip.comブランドを使用する。方向性を明らかにして市場での普及拡大を進め、市場によって異なるさまざまな需要に対応する。日本のオンライン旅行市場ではモバイル端末の割合が徐々に増加しており、攜程にとって今は非常に有利な市場環(huán)境だといえる」と述べた。また攜程関連部門の責(zé)任者は、「このたび日本で新ブランドを打ち出した後には、5年で國際市場での収入を40~50%増やす計畫だ。中でも日本市場を計畫の最重要部分と考えている」と明かした。
実際、攜程の協(xié)同創(chuàng)業(yè)者で執(zhí)行理事會の梁建章代表はさきに、「攜程の國際化業(yè)務(wù)は中國人観光客の海外旅行だけに力を入れるものではなく、攜程プラットフォームで海外ユーザーに提供する業(yè)務(wù)の推進にも力を入れていく」と述べた。2016年初頭、攜程はグローバル化配置の大々的な推進をスタートし、歐州、インド、米國で相次いで投資を行った。Trip.comだけでなく、英國のスカイスキャナーも買収し、米國のシーガルホリデーとユニバーサルビジョンの現(xiàn)地旅行會社2社に戦略的投資を行い、インド最大のオンライン旅行代理店メイクマイトリップにも投資した。
だが業(yè)界関係者の中には次のような見方を示す人もいる。攜程がこのたび日本のオンライン旅行市場に進出したのは、Trip.comブランドの輸出ではあるが、日本の現(xiàn)地旅行プラットフォームとの競爭に直面することにもなる。また國際市場への進出を続ける攜程は絶えず取り組みを強化してはいるが、プライスラインとエクスペディアの世界的大手に正面から當(dāng)たることとになり、將來より多くの市場シェアを獲得できるかどうかは、しばらく様子をみる必要がある。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月17日
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