だがCR-Vのエンジンオイル問(wèn)題は、東風(fēng)ホンダが掲げる今年の販売目標(biāo)74萬(wàn)臺(tái)の達(dá)成に不確定性を投げかける。今年1～4月の東風(fēng)ホンダの末端の販売スポットにおける累計(jì)販売臺(tái)數(shù)は17萬(wàn)7千臺(tái)で、前年同期比9.8％減少した。CR-Vは累計(jì)2萬(wàn)2268臺(tái)で、同61.4％の減少だった。豆腐ホンダの鄭純楷執(zhí)行副社長(zhǎng)は、「CR-Vが販売停止になったので、他の車(chē)種の売り上げを伸ばすよう努力し、不足點(diǎn)を補(bǔ)ってきた。たとえば5月には『シビック』が1萬(wàn)7千臺(tái)以上売れたし、『ヴェゼル』（XR-V）も約1萬(wàn)4千臺(tái)売れた。5月22日にCR-Vの製造と販売が再開(kāi)されると、新たなビジネス戦略を次々に打ち出した。CR-Vの販売をできるだけ早く適切な水準(zhǔn)まで回復(fù)させたい。達(dá)成は早ければ早いほどよい」と説明する。

実際、國(guó)家市場(chǎng)監(jiān)督管理総局欠陥製品管理センターが5月に発表したリコールの広告では、同月に中國(guó)でのリコール臺(tái)數(shù)が最も多かった乗用車(chē)ブランドはアウディで、これは一部車(chē)両でエンジン冷卻裝置の補(bǔ)助クーランドポンプに2パターンの異常がみられ、エンジンコントロールユニットが発火する恐れがあり、安全性に問(wèn)題があったためで、アウディは一度に65萬(wàn)9049臺(tái)のリコールに踏み切り、総臺(tái)數(shù)の80.57％以上を占める事態(tài)となった。だがアウディの「天文學(xué)的」なリコールは、CR-Vのエンジンオイル問(wèn)題のように問(wèn)題が長(zhǎng)引いて、消費(fèi)者の権利保護(hù)の問(wèn)題を引き起こしてはいない。

CR-Vのエンジンオイル問(wèn)題が起きると、東風(fēng)ホンダは危機(jī)対応メカニズムの再點(diǎn)検を行った。今年4月2日に就任したばかりの夏目達(dá)也社長(zhǎng)は、「過(guò)去數(shù)ヶ月間、弊社は問(wèn)題解決のペースをさらに早めるにはどうしたらよいかを繰り返し考えてきた?，F(xiàn)在、東風(fēng)ホンダと北京で事務(wù)を取り仕切るホンダ中國(guó)法人、広州に拠點(diǎn)を構(gòu)える広汽ホンダ、日本のホンダ本社の栃木県にある研究所との間で連動(dòng)メカニズムが構(gòu)築されており、問(wèn)題が発生すればただちに解決に乗り出せるようになった」と説明する。

このような取り組みは、東風(fēng)ホンダがCR-Vのエンジンオイル問(wèn)題がもたらした影響から脫卻する上で非常に重要なものであることは明らかだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月12日