
しかし、日本映畫は、インド映畫のように、ストーリーにインパクトはなく、中國(guó)人が親近感を感じる內(nèi)容でもなく、ハリウッド映畫のように、五感が強(qiáng)く刺激される內(nèi)容でもない。日本映畫は、もの靜かで、靜かに流れる水のようにストーリーが流れると描寫するのが適切だろう。そのため、ストーリーやテンポ、視覚効果などの面で、刺激を求めている映畫ファンにとっては、「萬(wàn)引き家族」はつまらない作品と映るかもしれない。
これまでに中國(guó)で公開された日本映畫の興行収入を見(jiàn)てみると、いずれもその売り上げは決して素晴らしいとは言い難い。アニメーション映畫はまだ良く、過(guò)去最高は2016年12月に公開された新海誠(chéng)監(jiān)督の「君の名は。」で、5億7500萬(wàn)元(約93億3200萬(wàn)円)だ。15年の「ドラえもん?のび太の宇宙英雄記」の興行収入は5億3000萬(wàn)元(約86億円)だったものの、18年6月1日に公開された的「ドラえもんのび太の寶島」は2億800萬(wàn)元(約33億7500萬(wàn)円)にとどまった。劇場(chǎng)版「名探偵コナン」シリーズも、15年の「名探偵コナン 業(yè)火の向日葵」は8162萬(wàn)4000元(約13億2400萬(wàn)円)、16年の「名探偵コナン 純黒の」に至っては3103萬(wàn)5000元(約5億369萬(wàn)円)にとどまった。そのため、ここ2年は、劇場(chǎng)版コナンは中國(guó)では公開されていない。
実寫版映畫となると、興行収入がさらに下がる。実寫版の日本映畫で興行収入が良かった作品を見(jiàn)ても、16年の「寄生獣」で4900萬(wàn)元(約7億9500萬(wàn)円)未満、「深夜食堂2」でも1400萬(wàn)元(約2億2700萬(wàn)円)、「銀魂」8143萬(wàn)元(約13億2100萬(wàn)円)などにとどまっている。今年上映された日本映畫を見(jiàn)ると、作家?東野圭吾の大ヒット小説を映畫化した中國(guó)版「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は2900萬(wàn)元(約4億7000萬(wàn)円)以下で、新垣結(jié)衣と瑛太という超人気俳優(yōu)?女優(yōu)が主演を務(wù)めた「ミックス?!工?853萬(wàn)元(約3億円)、矢口史靖監(jiān)督の「サバイバルファミリー」は1200萬(wàn)元(約1億9000萬(wàn)円)以下だった。
ある映畫館の責(zé)任者は、「萬(wàn)引き家族」の興行収入は予想以上であるとの見(jiàn)方を示し、「配給會(huì)社は5000萬(wàn)元(約8億1000萬(wàn)円)以上なら成功だと思っていた。今の勢(shì)いでいけば、最終的には確実に『銀魂』を抜き、中國(guó)で初めて1億元の大臺(tái)を突破する日本の実寫版映畫になる可能性もある」としている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年8月10日
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