▽「賃金が安い」、「発展の可能性がない」が転職の主な理由

報(bào)告を全體的にみると、若いホワイトカラーの転職の主な理由として「賃金が安い」、「キャリア成長(zhǎng)が望めない」が挙げられ、それぞれ52％と50.9％を占めた。次は「仕事のプレッシャーが大きすぎる」で42.5％だった。

若いホワイトカラーが直面するプレッシャーは主に経済狀況と競(jìng)爭(zhēng)からきており、「経済狀況のプレッシャーが大きい」と考える人は62.2％、「競(jìng)爭(zhēng)のプレッシャーが大きい」とする人は61.3％に上った。相対的にみて「失業(yè)のプレッシャーが大きい」とする人は少なく、23.8％にとどまった。

若いホワイトカラーが転職で最も重視するのはキャリア成長(zhǎng)で、真っ先に選びたいのはキャリアの見通しが良好な仕事だ。また賃金も要因の一つだ。一線都市と新一線都市に暮らす若いホワイトカラーの家賃、食費(fèi)、日常の出費(fèi)は相対的にかなり高く、経済的負(fù)擔(dān)が重いため、所得が低いと仕事を辭めることを考えるようになる。

また同報(bào)告によると、転職を選択する若いホワイトカラーには心配事がたくさんある。54.5％が「転職先でのキャリア成長(zhǎng)の見通しがはっきりしないことを心配している」と答え、51％が、「転職先での人間関係が複雑ではないかと心配している」とし、46.9％が「期待したほどの賃金がもらえないのではと心配している」という。

▽若いホワイトカラーの半分以上 転職で賃金5千元以上アップを期待

同報(bào)告は、「若いホワイトカラーは転職に際して賃金の大幅上昇を願(yuàn)う人が多く、半分以上が5千?1萬元（1元は約16.4円）の上昇を希望する」と伝える。

若いホワイトカラーの理想とする賃金上昇率と現(xiàn)在の賃金とは正比例し、賃金が高いほど期待する上昇率も高くなる。ここからわかるのは、賃金上昇は若いホワイトカラーの誰もが追い求めることだが、高い賃金を得ている人ほど自分の価値を金銭に換算した場(chǎng)合に高い期待を寄せるということだ。

若いホワイトカラーは転職をめぐって準(zhǔn)備のない戦いはせず、90％近くが、「転職を考える際には、まず將來のプランをしっかり立て、次の仕事を見つけてから今の仕事を辭める」と回答した。