1998年にインドネシア海域で発見された沈沒船「黒石號(hào)」は、これまでに発見された中で最も有名な海上シルクロードの沈沒船の一つだ。上海博物館によると、2020年4月から、シンガポールから提供された「黒石號(hào)」から発見された文化財(cái)展を開催するという。これによりミステリアスな唐代文明の一部が明らかになる。新華社が報(bào)じた。

1998年にインドネシア海域で発見されたこの沈沒船は、考古學(xué)者が當(dāng)時(shí)黒い暗礁に衝突して沈沒したと推測したことから、「黒石號(hào)」と命名された。アラブ船で、中國の唐代の文化財(cái)數(shù)萬點(diǎn)が積まれていた。大半が陶磁器で、美しい金や銀製の器もある。それらは、古代アラブと中國の間に貿(mào)易が行われていたことを示す最も古い考古學(xué)的証拠で、「海上シルクロード」の発展史上において一里塚的存在となっている。

今回の展示會(huì)に関する計(jì)畫は、今月23日に開かれた「中國スリランカ連合考古學(xué)?『一帯一路』（the Belt and Road）文化建設(shè)座談會(huì)」で、上海博物館の李仲謀?副館長が明らかにした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月25日