「ダブル11（11月11日のネット通販イベント）」に基づくダブル11ショッピングイベントが11日未明、華々しく開(kāi)幕した。わずか2分5秒で、天貓（Tmall）の売上は100億元（１元は約16.4円）を突破、昨年より7時(shí)間以上早く1千億元の大臺(tái)も破った。また、これに伴い、家電製品の人気が「最高潮」に向かった。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

家電製品はこれまでも「ダブル11」販売合戦の主役のひとつだった。天貓（Tmall）の予約販売データによると、大物家電分野では國(guó)産品の割合が80％を上回り、小型家電も50％以上が國(guó)産ブランドだった。予約販売額が1億を上回った上場(chǎng)企業(yè)のうち、美的集団、格力電器、科沃斯、青島海爾（ハイアール）がランキング上位に名を連ねた。11日午前9時(shí)の時(shí)點(diǎn)で、天貓の統(tǒng)計(jì)データによると、ハイアール、美的、海信、TCLなど國(guó)産家電ブランドが上位10社にランクインした。

今年は、「ダブル11」10周年にあたる。2008年から2018年までの間に、人々の消費(fèi)習(xí)慣にも靜かな変化が起こった。10年間の「ダブル11」報(bào)告によると、人々の消費(fèi)の重點(diǎn)は、アパレル?靴バッグから、3Cデジタル、住まい?インテリア、美容?ケアなど分野にシフトしており、価格重視から品質(zhì)重視へと変化してきた。同じように、家電の消費(fèi)についても、品質(zhì)を重視する消費(fèi)という新たな段階に突入、大畫(huà)面?健康?品質(zhì)化などが、今年の「ダブル11」のカラーテレビ消費(fèi)におけるキーワードとなった。

カラーテレビの分野では、超大畫(huà)面、フルスクリーン、OLED、レーザーテレビなどが新たな成長(zhǎng)スポットとなった。京東商城の「ダブル11」関連データによると、65インチカラーテレビは、わずか10秒で1萬(wàn)臺(tái)以上売れた。午前1時(shí)の時(shí)點(diǎn)で、65インチ以上のスマート大畫(huà)面テレビの売上額は、前年同期の3倍を上回った。また、創(chuàng)維（スカイワース）、海信、小米、ソニー各ブランドの75インチテレビの売上額は同4倍増加した。ハイエンドOLEDテレビは前年同期の3倍に達(dá)した。このほか、テレビの「新種」レーザーテレビにも人気が集まった。海信の80インチ4Kレーザーテレビの販売額は11倍激増した。

白物家電の「3種の神器」については、蘇寧の「ダブル11」関連データによると、エアコン類が販売開(kāi)始35秒で、冷蔵庫(kù)?洗濯機(jī)は23秒で、それぞれ販売額1億元を突破した。注目すべきは、価格1千元以上の新種小型家電の売上も爆発的に増加したことだ。このような狀況から、人々が、生活の質(zhì)向上と心身のケアをより重視していることが読み取れる。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年11月13日