2021年11月の國(guó)民経済運(yùn)営狀況がこのほど発表された。

データによると、今年1-11月には、全國(guó)の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)（年売上高2000萬元以上の企業(yè)）の付加価値が前年同期比で10.1％増加し、サービス業(yè)生産指數(shù)は同14％増、社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売総額は同13.7％増、物品輸出入額は同22％増となり、いずれも急成長(zhǎng)の勢(shì)いを保った。

1-11月の全國(guó)の都市部調(diào)査失業(yè)率は平均5.1％となり、通年の目標(biāo)値5.5％前後を下回った。消費(fèi)者物価指數(shù)は同0.9％上昇して、通年の目標(biāo)値3％前後を下回った。

秋季の食糧生産量は5089億トンに達(dá)して、前年より95億5千萬トンの増産になった。全年の食糧総生産量は前年比2％増の6828億5千萬トンに達(dá)し、7年連続で6500億トン以上を維持した。

外貨準(zhǔn)備殘高は7ヶ月連続で3兆2千億ドル（1ドルは約114.1円）以上を保ち、國(guó)際収支は基本的バランスを維持した。

11月の製造業(yè)購(gòu)買擔(dān)當(dāng)者景気指數(shù)（PMI）は50.1％で、再び50を上回って景気拡大を示唆するレベルを回復(fù)した。

國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の報(bào)道官で國(guó)民経済総合統(tǒng)計(jì)司の司長(zhǎng)を務(wù)める付凌暉氏は、「11月には、國(guó)民経済が回復(fù)を続け、実體経済が安定の中で上昇する流れになり、雇用と物価は全體的に安定し、輸出入の増加ペースが好調(diào)で、民生は力強(qiáng)く保障され、発展の質(zhì)が著実に向上した」と述べた。

これまでPMIは4月から低下傾向が続き、9月と10月には50を下回って景気後退を示す局面に入り、中でも小規(guī)模企業(yè)のPMIが7ヶ月連続で50を下回った。サービス業(yè)のビジネス活動(dòng)指數(shù)は新型コロナウイルス感染癥の影響を受けて大きく変動(dòng)し、全體としては低下傾向を示した。そのうち、ホテルや外食などの産業(yè)は同指數(shù)が景気後退を示すレベルまで低下した。

中央経済政策會(huì)議では、「中國(guó)経済の発展は需要の縮小、供給への打撃、期待の弱まりの3重の圧力に直面している。世紀(jì)の大事件である感染癥の打撃の中、百年間なかった大変動(dòng)の進(jìn)展が加速し、外部環(huán)境はより複雑で厳しく不確実なものになった」との指摘が行われた。

付氏は、「（中央経済政策會(huì)議の）このような重要な判斷は、國(guó)際情勢(shì)が複雑で厳しく、世界に感染癥が蔓延し、産業(yè)チェーン?サプライチェーンの循環(huán)が滯り、コモディティ価格が上昇し、中國(guó)國(guó)內(nèi)の段階的な構(gòu)造的問題が突出し、経済に新たな下方圧力が出現(xiàn)したことを背景として打ち出されたものだ。今後も、マクロ政策の周期にまたがった調(diào)節(jié)、周期に逆行した調(diào)節(jié)の有機(jī)的結(jié)びつきを持続的にしっかりと行えば、経済の安定的な発展を維持するための良好な基礎(chǔ)は保たれる」との見方を示した。

また付氏は、「通年で考えると、中國(guó)経済は安定回復(fù)し、主要な指標(biāo)が合理的な範(fàn)囲を維持することが予想される」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年12月16日