「中國ヒトプロテオーム計畫」の第1回作業(yè)部會が10日、軍事醫(yī)學科學院で行われ、同計畫が正式に始動した。同計畫はゲノム計畫に続く、人類が自らの秘密を模索する偉大な科學技術プロジェクトだ。人民日報が伝えた。

中國科學技術部（?。─胜嗓沃г蚴埭?、中國の科學者は2003年に國際ヒト肝臓プロテオーム計畫を実施し、中國が初めて主導する大規(guī)模な國際科學研究協(xié)力プロジェクトとなった。

中國がこの4年間で世界の重要専門誌に寄せた、同分野に関する論文數は急増しており、1000編以上で世界2位となった。中國はアセチル化の新たな代謝ルートの制御のメカニズム、炎癥誘発性腫瘍、骨形成の調節(jié)、疾患感受性などで獨自の成果を獲得した。関連論文はサイエンスやネイチャーなど世界一流の學術誌に掲載され、國際的な権威ある組織に重大かつ畫期的な進展と評価された。全體的に見て、中國のプロテオーム研究は世界先進水準に達している。

同計畫の國際執(zhí)行委員?首席科學者、アジア太平洋ヒトプロテオーム組織主席の賀福初氏は、「同計畫は、中國の重大疾患の予防を中心とし、プロテオーム研究の関連設備と重要技術を発展させ、ヒトプロテオームの生理?病理の詳細なマップを作成し、重大疾患の予防?治療水準を高める効果的な手段を提供し、中國のバイオ醫(yī)薬産業(yè)の発展に原動力を與えることを主な目的とする」と説明した。（編集YF）

「人民網日本語版」2014年6月11日