▽800萬點余りの収蔵品が送る「平和」のメッセージ
司會者:博物館の収蔵品は800萬點余りにのぼると聞いています。これは本當ですか。
樊建川:本當です。そのうち329點は國家一級文物(文化財)に指定されています。私達の博物館の収蔵品數(shù)は確かに膨大です。
來年9月3日に一般開放予定の中國侵略日本軍罪行館では、中國でこれまでに例を見ない獨特な陳列方法を取っています。年ごとの展示です。例えば1931年の展示ホールでは、1931年に日本の各支部隊(例えば関東軍)が何をしたかがわかります。1932年以降もそれぞれ展示ホールがあり、1937年の盧溝橋事件、1938年の複數(shù)の大型戦闘も扱われています。これが1945年の日本の投降まで続きます。これら十數(shù)の展示ホールは、年ごと月ごとに日本軍の犯罪を紹介しています。重慶爆撃や731細菌部隊、慰安婦問題、南京大虐殺も含まれています。
この展示館の資料はすべて日本から來たものです。私が日本で収集した、中國侵略日本軍の兵士が故郷の家族に送った手紙も數(shù)千通あります。これらの手紙からは、日本の軍人も妻を思い、両親を思い、収穫を願い、暮らしが豊かになることを願っていたことがわかります。日本兵を「日本鬼子」と言いますが、彼らももちろん鬼ではありません。しかし14年間の中國侵略戦爭によって、彼らはどうしてこれほど殘忍になり、人の道に外れる慘劇を生み、人間性を喪失してしまったかといえば、軍國主義に蝕まれた結(jié)果です。
この中國侵略日本軍館の建造にあたっては、日本人の友人が多くの関心と支援を寄せてくれました。日本で最高の建築家が設(shè)計を請け負ってくれましたし、數(shù)多くの日本人元兵士も私を助けてくれました。村山富市元首相も、「一衣帯水、永遠平和」という言葉を記してくれました。さらに多くの日本人が大量の翻訳を手伝ってくれました。彼らは言います?!阜^長、私はあなたの理念『平和のために戦爭を収蔵する』に賛同します。歴史は事実であり、私達はこれを正視しなければなりません。歴史を正視して初めて、中日両國の永遠の不戦を?qū)g現(xiàn)できます」。これはとてもよい考えだと思います。こうした認識を持つべきです。
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