中國は36年の歳月を通じて、漸進的で長期的な國有企業(yè)改革によって國有企業(yè)という「足」を治し、これをさらに健康で力強いものとし、その復興と強化をはかった。世界トップ500社にランクインした中國の國有企業(yè)數(shù)は1990年の1社から今年の83社に増えた。中國はこうしたプロセスを通じて、実體を有する全國の企業(yè)數(shù)の1%にすぎない國有企業(yè)によって、全國の稅収総額の34.4%、全國財政収入の29.4%を生み出し、13億6千人の國民にその恩恵をもたらしている。
中國の経済改革によって市場が開放され、民間活力が活性化すると同時に、もう1本の「足」、つまり私営企業(yè)と自営業(yè)者が急成長している。2013年末までに、私営企業(yè)は1229萬社、自営業(yè)者は4436萬軒にのぼり、その総計は6千萬軒近くに達し、米國(500萬社)とEU(2070萬社)の中小企業(yè)の総數(shù)をはるかに上回っている。都市部の私営企業(yè)と自営業(yè)者は1億4400萬人にのぼる雇用を生み出しており、その數(shù)は全米の就業(yè)総數(shù)に匹敵する。
中國経済は、技術(shù)の発達が後れ、発展が均衡を欠き、各種の違いが大きく、多元的であるという特徴を持っており、このことが、社會主義という基本的な経済制度の実行を決定づけ、さらに中國経済改革の基本的な道筋を決定づけた。こうして國有企業(yè)と民営企業(yè)とがそれぞれ強みを持ち、互いに補い合い、共存共栄する局面が生み出された。中國は東洋の巨人である。1本の足で歩くよりも「二本足」で歩いた方が安定するし、スピードも速い。
世界の近代市場経済に後から加わった中國が一世代の間に、企業(yè)數(shù)?起業(yè)家數(shù)?就業(yè)者數(shù)の規(guī)模と成長が世界で最も大きく、商標登録數(shù)や発明特許出願數(shù)の成長と規(guī)模が最も大きい國となったのはまさにこの「二本足」によるものだ。この流れは1978年の改革開放に端を発している。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月6日
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