漢民族と肝硬変に関する腸內(nèi)細(xì)菌の遺伝的特徴を解明した研究論文が、このほどネイチャー誌に掲載された。この研究成果は、末期肝疾患の診斷に活用される可能性がある。末期肝疾患は、全世界で普遍的に存在している。
腸內(nèi)細(xì)菌の変化は肝硬変を含む多くの疾患と関連しているが、両者の関連性を確かに示す証拠が見つかっていなかった。浙江大學(xué)の李蘭娟氏が率いる研究チームは、中國(guó)の98人の肝硬変患者と83人の健常者の腸內(nèi)細(xì)菌を比較し、肝硬変患者の腸內(nèi)細(xì)菌の変化に対する理解を深めた。
同チームは肝硬変患者の腸內(nèi)細(xì)菌の存在度に重大な変化が生じることを確認(rèn)した。これらの変化は、通常ならば口腔內(nèi)に見られる細(xì)菌が、腸に侵入することによって生じる。また同チームは腸內(nèi)細(xì)菌の中から、疾患のマーカーとなる特殊な肝硬変特異的遺伝子を発見した。研究者が提案した15の遺伝子組み合わせは、高精度診斷ツールの基礎(chǔ)となる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年8月28日
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