
27日午前、中國初の航空醫(yī)療救助ヘリの使用が開始された。同ヘリには航空醫(yī)療?救助専用設備が搭載されており、小型の空中ICU(集中治療室)と呼べる。同ヘリは、中國の航空醫(yī)療?救助専用ヘリの空白を埋めた。北京晩報が伝えた。
中國のこれまでの醫(yī)療?救助ヘリは、一般的なヘリを一時的に改造したものだった。27日に使用開始したヘリは、尾部に専用通路が設置されており、尾部のドアから擔架を機內に固定されたスライドレールに乗せ、適切な位置にセットすることでしっかり固定できる。また、マイクロポンプ、人工呼吸器、除細動器などの救急設備がすべて機內に固定されており、醫(yī)療スタッフが設備を機內に持ち込む必要はなくなった。
今回使用開始したヘリ「EC135」は小型雙発多用途ヘリで、最長航続距離は620キロを超える。定員は7-8人で、醫(yī)療物資を置く広いスペースが確保されている。緊急事態(tài)時には2つの擔架を乗せ、同時に2人の患者を搬送できる。同ヘリの騒音水準は、厳格なことで知られる國際民間航空機関(ICAO)の基準を6.5デシベル下回り、患者と醫(yī)療スタッフの負擔を最大限低減する。エンジンを切らなくても患者の乗り降りが可能で、救助効率が高まった。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年10月29日
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