ロシア人には海南省三亜市が人気
ロシア人に最も人気なのは海南省三亜市。ロシアの旅行社數(shù)社の旅行商品を分析すると、ほとんどに三亜市が含まれていた。その他、北京、上海、香港なども人気だ。
ロシア人はなぜ三亜市が好きなのだろう?ロシア連邦観光省の副省長は取材に対して、「ロシア人にとって、海南省は溫かく、砂浜が広がっているイメージ。冬の寒さが厳しいロシアの人々は、海南旅行に特にあこがれている。中でも『レジャー』と『療養(yǎng)』の組み合わせが理想」と話した?,F(xiàn)地の旅行社が提供している統(tǒng)計によると、ロシア人の80%以上が「海南旅行」について耳にしたことがあり、特に「三亜市への旅」が人気だ。
米國人には宋城や萬里の長城、兵馬俑、ポタラ宮が人気
経済貿(mào)易問題の専門家?姚定康氏によると、「米國人観光客は通常、獨立性が強く、自由気ままな旅行が好き。家族や戀人と旅行に出かけることが多い。高齢者がツアー旅行を好むのに対し、若者は流行の自由旅行が好きで、食事やホテル、交通手段、ショッピング、娯楽など、全て自分で手配する」という。
若い米國人は、ロッククライミングや登山、スキー、スキューバーダイビング、ハンティングなど、刺激の強いスポーツが好きだ。また、杭州の宋(960-1279年)の時代の中國文化を再現(xiàn)したテーマパーク「宋城」も、若い米國人の好奇心をくすぐり、人気となっている。米國人は、神秘的な東洋の歴史や文化體験のほか、非常に珍しく、制限の多い観光スポットにも興味津津だ。例えば、萬里の長城や兵馬俑、ポタラ宮、チベット高原の雪山などが人気で、保護対象の自然遺産や絶滅危機に瀕している動植物に対する保護意識も高い。
中年?高齢の米國人は、自然が好きで、田舎などで休暇を過ごすのが好き。中國の三峽や黃山、九寨溝など、美しい景色の広がる場所や古風な雰囲気がそのまま殘る場所が人気だ。一方、現(xiàn)代建築や人工景色などには興味を示さない。
米國人のほとんどは中國の歴史をあまり知らない。米國人には、簡単で分かりやすい方法で中國の歴史を説明するのがよい。中國の各王朝を紹介する場合は、古代ローマやシェークスピア、コロンブス、ナポレオン、リンカーンなど、米國人でも知っているものと結(jié)びつけて紹介するとよい。
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