現(xiàn)在の自民黨政権は、米國との同盟関係を強化して「アジア太平洋の平和と繁栄を確保するうえで主導(dǎo)的役割を発揮」できるようにする必要性があると主張している。だが日本國內(nèi)では、日米同盟に疑問を呈し、反対する聲があちこちから挙がっている。米國內(nèi)でも、アジア太平洋での同盟関係に対して様々な聲がある。武居氏による講演の數(shù)日前、カーネギー國際平和財団の學(xué)者は下院公聴會で、米國は南中國海での哨戒活動への日本の參加を後押しするべきではないとしたうえ、合同巡航への自衛(wèi)隊參加の合法性に疑問を呈した。

　根本的に見て同盟関係はジャングルの掟に基づき、ゼロサムゲームを堅持し、小団體の利益に奉仕するものだ。伝統(tǒng)的な國際関係においては同盟と対立は常態(tài)だったが、このモデルはすでに時代後れであり、平和、発展、協(xié)力、ウィンウィンという現(xiàn)在の時代の潮流に背く。

　米日はいずれも南中國海紛爭の関係國ではない。両國が軍事同盟によって南中國海をかき亂すのは自分たちだけの利益のためであり、さらに中國を標(biāo)的にする意図がある。これは地域の平和と安定に無益だ。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月4日