泥棒が警報(bào)機(jī)に觸ると、設(shè)備から白煙が吹き出す。白煙は數(shù)秒間で部屋全體を覆い、方向が分からなくなる。泥棒は逃げようと思っても道を見つけられず、物を盜むこともできない－－。河南省群衆(zhòng)蕓術(shù)館のホールで19日午前、このような光景が展開された。人々は無毒?無臭の煙が泥棒を捕まえられるのかと、意外な感に打たれた。これは2015年（鄭州）國際博物館會(huì)議（ICOM）安全委員會(huì)第41回年次総會(huì)の開幕式で展示された防犯技術(shù)だ。大河報(bào)が伝えた。

同年次総會(huì)で発表された情報(bào)によると、多くのハイテク技術(shù)が博物館の防犯に進(jìn)出している。來館者が知らぬ間に來館情報(bào)を記録される顔認(rèn)証システムは、犯罪者の下調(diào)べを効果的に予防することができる。また文化財(cái)の「すり替え」を防ぐミクロ畫像識(shí)別技術(shù)により、外部の展示に出された文化財(cái)の安全を充分に保証できる。

河南博物院の田凱院長は、「中國の博物館は全體的に見て、世界でも警備が良く行われている方であり、一部の新技術(shù)は世界トップレベルに達(dá)している。河南博物院も近年、一部の機(jī)関と防犯の新技術(shù)を共同研究している。河南博物院は全國で初めて博物館來館識(shí)別カードを採用し、來館者の情報(bào)を記録し、人數(shù)を制限し、潛在的な安全リスクを分析している。この技術(shù)はICOMからも認(rèn)められている」と話した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月21日