6、消費(fèi)価格が緩やかに上昇していること。

今年1－10月、中國の輸出入額は前年同期比8.5％減の3兆2269億6千萬ドルで、このうち輸出が同2.5％減の1兆8564億5千萬ドル（約227兆円）、輸入が同15.7％減の1兆3705億2千萬ドル（約168兆円）となったと発表、10月當(dāng)月では、輸出入額は12.1％減の3231億9千萬ドル（約40兆円）となり、このうち輸出が6.4％減の1924億1千萬ドル（約24兆円）、輸入が18.8％減の1307億7千萬ドル（約16兆円）となった。

■7つの特徴

1、一般貿(mào)易輸出入は成長を維持し、その割合も増えている。

2、電子機(jī)器製品の輸出は成長を維持し、労働集約型産業(yè)製品の輸出は減少している。

3、民間企業(yè)の輸出が増加を維持している。

4、「1ベルト、1ロード」（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）沿線諸國に対する輸出成長が比較的高い。

5、東部?中部?西部地域の輸出がマイナス成長となった。

6、大口商品価格の下落と國內(nèi)需要の勢いが衰えていることを受け、輸入は依然低調(diào)な推移を示している。

7、グローバルな視點(diǎn)でみると、世界の主要エコノミーや新興諸國と比べると中國の対外貿(mào)易は依然良好な情勢を保っている。

1－10月、中國で設(shè)立された外資系投資企業(yè)は前年同期比9.3％増の2萬1011社となり、実質(zhì)外資利用額は同8.6％増の6394億2千萬元（約12兆円）となった。

沈報道官は、1－10月、中國の外資吸収情況について、産業(yè)構(gòu)造のさらなる最適化、主な投資供給國の多様化、自由貿(mào)易試験區(qū)の牽引的役割の顕在化、外資による合併?買収取引額と割合の大幅な増加という4つの特徴があると説明した。　

今年1－10月期、中國國內(nèi)の投資者は世界152カ國?地域の5553社の海外企業(yè)に非金融類直接投資を行い、その額は前年同期比16.3％の5982億元（約11兆5千億円）に達(dá)したと発表、今年10月末までの中國の対外非金融類直接投資額は5兆2千億元（約99兆5000億円）に達(dá)した。

■日系企業(yè)の対中投資減少の原因は？

1つ目は、近年、人民元が持続的に上昇しているのに対し、日本円は下落しているため、日系企業(yè)の対中投資コストが高くなり、輸出型日系企業(yè)の競爭力が弱まっていること。

2つ目は、目下中國経済は「新常態(tài)（ニューノーマル）」へと移行しており、経済成長速度もやや緩やかとなっているが、労働力や土地といった面でのコストは持続的に上昇しており、一部日系企業(yè)は中國経済の行き先に懸念を抱き、対中投資に対し傍観的な姿勢を取るようになっていること。

3つ目は、日本の対中投資は早い段階から始まっており、多くの大手企業(yè)が中國で企業(yè)を設(shè)立し、これまで比較的望ましい収益を上げてきた。現(xiàn)在中國に投資している多くの日系企業(yè)は中國での企業(yè)の収益増加に重點(diǎn)を移行していること。

4つ目は、各國企業(yè)が積極的に対中投資および中國現(xiàn)地企業(yè)の臺頭につれ、中國市場の競爭は日増しに激化し、技術(shù)力や競爭力が不足している、あるいは経営上問題のある一部日系企業(yè)は、中國市場からの撤退を余儀なくされていること。　

（編集JZ）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月27日